今週の東京の天気は、なんと日照時間がまだ5分30秒なのだそうだ。
昨日などは、北海道の札幌よりも気温が低かったらしい。
今日も昨日に引き続いて、朝から一日雨だった。
◇埼玉県のヤマギシの村で研鑽会
今日は夕方から、埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地で、関東のヤマギシの村のメンバーが集まっての研鑽会があったので、いつもより1時間早く、高田馬場の案内所に行き、午前中、急ぎの仕事を片付ける。
昼過ぎに、案内所を出発して岡部実顕地に向かう。
車窓から見える田んぼは、もう稲刈りの時期だろうが、この雨続きではできないだろうとか、畑にも入れないだろうと、そんなことを思いながら・・・。
高崎線の岡部駅までスミコさんに迎えに来てもらって、岡部実顕地に2時半過ぎに到着。
玄関を入ると、ロビーの文化展示コーナーがある。
そこに飾られていた季節の生け花と、今年の春に亡くなられたコジマ翁の書が迎えてくれた。
3時から6時半まで研鑽会をして帰宅。
◇電車の中で読み始めた文庫
先日、三重県のヤマギシの村・豊里実顕地のNさんから仕事の電話をもらったときに、最後に「ところで、本の話だけど『明治維新という過ち』を僕も読んだよ。なかなか面白かったなあ〜。それと最近、東大教授の加藤陽子の『それでも、日本人は〝戦争〟を選んだ』も、読んだけど、それも面白いよ。」と紹介してくれた。
木内昇の『光炎の人』も読み終わったので、探して読み出した。
この本は、ある学園の高校生を対象に、5日間の戦争史講座講義をもとにして編集されたものだ。
構成は
序章 日本近現代史を考える
1章 日清戦争―「侵略・被侵略」では見えてこないもの
2章 日露戦争―朝鮮か満州か、それが問題
3章 第一次世界大戦―日本が抱いた主観的な挫折
4章 満州事変と日中戦争―日本切腹、中国介錯論
5章 太平洋戦争―戦死者の死に場所を教えられなかった国
読み始めたばかりだが、歴史認識において「こんな視点もあるのか」と、確かに面白い。