◇8日目の朝日
健康維持を目的にして早朝にやっていた屋上での素振りも、ヤマギシファーム町田店をやり出してから、早朝からのお店開店準備に入るようになって、最近はやっていないことに気付く。
今日はお店が休業なので、暫くぶりで木刀をもって屋上に上がった。
ちょっと冷たい、清々しい空気の中、朝日の昇るのを望みながら素振りをする。
これが、今年「8日目の朝日」だ。
◇今日は「平成」がスタートした日
新聞を見ていたら「今日は平成スタートの日」という小さな記事があった。
1989年の今日が、年号が昭和から平成に変わった日だと書いてあった。
「あれから27年・・・早いわぁ」というイラストも載っていた。
本当に早いと思った。
僕がヤマギシの村に来る前だった。
僕は当時、最近大きな問題、不適切会計で揺れている某総合電機会社に勤めていた。
仕事もそれなりに面白かったし、某総合電機会社にいる誇りもあった。
給料もそれなりに得て、定年退職までにはローンが終わる計画でマンションも購入して住んでいた。
しかし、ヤマギシを知って、その考え方や実践に触れて、自分のこれからの生き方と人生を考えていた時期だった。
結局、平成がスタートした翌年、僕は生き方を変えて、家族でヤマギシの村に入って今に至っている。
小さな記事が、当時の自分をそれとなく思い出させてくれた。
◇今日の午後から夜は研鑽会
今日の午前中は高田馬場の案内所で仕事をして、午後から多摩実顕地に戻った。
2時から多摩実顕地の運営研鑽会。
3時半から夕食を挟んで、東日本のヤマギシの村から集まっての研鑽会だった。
それぞれが現在の状況を出して、今、どんなことを描いているか、今年は、どんなことを実践していくか、現状と夢とその目標を出し合って、意識の共有する研鑽会だった。
写真は、埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地で、今年出来たイチゴハウスで収穫されたイチゴだ。
岡部実顕地のメンバーが、お土産にイチゴを持ってきてくれた。
初年度の収穫とは思えない美味しさだ。
出荷できない形の悪いのをお土産に持ってきてくれたらしいが、十分な出来栄えだ。
「ハチが受粉すると形のいいのができる確率が高いけど、人が受粉を手伝うとなかなかいい形のイチゴにならないんだよ」とサカズメさんが言っていた。