今週は、明日から三重県のヤマギシの村へ出張だ。
水曜日から金曜日までは、全国のヤマギシの村から集まって開催している月一回の定例の研鑽会。
土曜日から日曜日は、秋の「会員の集い」で、豊里実顕地を会場に全国の会員が集まって交流する企画がある。
そんなことで、明日から日曜日まで、三重県のヤマギシの村に滞在となる。
◇会の新聞「けんさん」編集
今日はもう11月も10日だ。今月号の新聞は、今週末の「会員の集い」記事を1面に載せて発行しようと思って、ちょっと発行日を遅らせている。
「会員の集い」記事以外は、出張前に編集をほぼ終わらせたいと思って、昨日から取り組んでいた。
昨日、今日と出張準備や「会員の集い」準備をしながら、編集に傾注した。
2〜4面は、何とか原稿の80%ほどが届いていて、夕方までに編集を終わらせた。
あとは出張中に、残りの原稿が届き次第、時間を見つけてやることにする。
そして、出張から帰ったら、1面を仕上げたいと思っている。
◇常設店「ヤマギシファーム町田店」
せっかく常設店になったのに、昨日、今日と雨模様だ。
それなりにお客さんは来てくれているが、雨で客足が少ないのか、それとも、まだ知られてないので少ないのか、読めない。
僕は、昨日と今日の朝、6時半過ぎから8時半頃まで、案内所に出勤する前に開店準備に入っている。
店先の陳列台に、各地から届いた野菜を並べる作業をした。
お客さんの視線を思い描きながら、その視線を捉えるべく野菜を並べるのだが、それがなかなか難しい。
「ああでもない、こうでもない」と言い合いながら・・・ それがまた、結構楽しいのだ。
夜、帰宅したら、バス通りから「農場直売」の大看板が闇の中で浮き彫りに見えた。
イヌカイさんが、ライトアップの工夫をしたようだ。
◇最近、訃報のニュースが目に付く
今日は、俳優・高倉健の一周忌だと夕刊に載っていたが、最近も何故か、訃報ニュースが目に付く。
作家の佐木隆三さんも、先月の31日に亡くなった。
僕は、佐木さんの直木賞を受賞した『復習するは我にあり』を読んで、佐木さんのファンになった。
東京新聞の昨日の夕刊に、古川薫さんが「凶悪な罪人にも温かい視線を向け、人間として理解しようとするリベラルな筆の姿勢が彼の犯罪小説を文学たらしめるのである。」と書き、「無法松のように気は荒いが、優しい男だった。」「かれは敢えて言えば無頼派の作家の範疇に入るのだろう。」「たまにわがままな振る舞いはあったが、悪口を言う者がいない。」と書いている。
そして、古川さんは、伊藤整文学賞受賞の『身分帳』が最高の傑作で、佐木文学の真骨頂だと書いている。
ぞのうち、読んでみようと思う。
もう1人。劇団「ふるさときゃらばん」の石塚克彦さん(演出家)。
この方も、前月末に亡くなった。
以前、お付き合いを頂いてお世話になった。
「ふるさときゃらばん」の公演にはよく行っていたし、石塚さんの作・演出のミュージカルを僕は好きだった。
ネットで調べたら、このミュージカルが最後の作・演出になったようだ。
劇団のイベントにも何度か参加したが、気さくな方で、話しかけると、いつも微笑んで対応してくれる人だった。