モンゴルの高校生・バタラチ君の送り出し

 先月23日に来日したモンゴルの高校生・バタラチ君は、明日のウランバートル直行便で帰国する。
              

◇夜、送り出し会
 高校で日本語を専攻しているので、夏休みの期間、日本語の環境で生活して、日本語を覚えたいと来日して、約1ヵ月のホームスティ。
 前半の10日間は、大阪のカズコさん宅にお世話になって、大阪のみなさんから、京都や奈良やUSJなどを案内してもらう。
 後半の多摩実顕地では、町田市国際交流センターの日本語講座に通ったり、新宿や渋谷にも行ったし、多摩供給所の生産物の配送車に同乗したりと、いろいろ体験した。
 一昨日の日曜日には、多摩実顕地の若者たちとディズニーシーやスカイツリーにも行った。
 栃木県のヤマギシの村・那須実顕地にも2泊して、高校生のミノル君とも交流したし、花火も見た。
 夜に、みんなで「送り出し会」をやって、そんな日本での生活や観光の感想を聞いて、バタラチ君のこれからの進路などを聞く。
      
 来日してきた時とは、格段に上手になっている日本語。みんなビックリ。
 彼は9月から高校3年。
 もっともっと日本語を勉強して、来年、留学のための試験を受けて、再来年の春には日本に留学生として来たいと言っていた。
 彼の希望は、一橋大学で経済を勉強すること。
 将来が楽しみな高校生だ。
 日本の一番暑い時期に日本滞在。それでも、また来年も日本に来たいと言っていた。


◇今朝の生活館屋上からの風景
 陽ざしは強いが、だいぶ秋を感じる空気になってきた。
 今朝は、生活館から望む丹沢連峰も、澄んだ空気ではっきりと望むことができた。
     
 
 バタラチ君が帰国するモンゴルは、夏の季節が終わって、もう秋到来だと思う。