モンゴルの若者たち

 三重と北海道のヤマギシの村に住んでいるモンゴルの若者たち6名が、昨日から東京観光に来ている。
         


◇片言の日本語で
 昨日は、御殿場のアウトレットで遊んで、多摩実顕地には5時半ごろ到着。
 夕食後、多摩実顕地のメンバーと懇談交流会。
 多摩実顕地のパン屋さん・カントリーで作ってもらったパンのお菓子を食べながら、片言の日本語だったけれど、自己紹介や、それぞれの夢を聞かせてもらった。
         


◇超込み合った電車体験
 今日は、はとバスに乗って東京観光。
 はとバスの出発場所は、東京駅丸の内南口だ。
 僕は、多摩実顕地から、そこまでの案内役。
 予定では、朝6時半に多摩実顕地を出発して、まだラッシュ時間帯でないうちに電車で高田馬場まで行って、東京案内所に寄って、それから時間を調整して東京駅に行くつもりだった。
 ところが、小田急線は昨日の夕方の脱線事故で、今朝も始発から電車は動いていない。
 京王線を使って迂回して行こうかと迷っていると、小田急線運転再開というニュースを聞き、安心して町田駅へ。
 ところが、電車は動いていたが、ダイヤはめちゃめちゃ。
 準急電車に乗ったものの、途中まで各駅停車でぎゅうぎゅう詰め。
             
 新宿まで1時間15分もかかって、案内所に寄る時間もないので、そのまま東京駅へ直行。
 電車に乗るのが初めてだというモンゴルの若者もいて、僕も最近では経験したことがないほどの込み合った電車・・・。
 さぞかしビックリした体験だっただろう。
 でも元気に、はとバスの出発時間には間に合って、9時10分発の「東京スカイツリー天望デッキと隅田川12橋めぐり」というコースのバスに乗って東京観光へ。
        
      いってらっしゃい〜

 

◇夕方は両国でモンゴル料理
 はとバスが帰ってくる時間に合わせて、案内所での仕事を切り上げて、出発場所の東京駅丸の内南口へ行って、東京観光を終えた彼らを迎える。
 故郷の懐かしい味・モンゴル料理が食べたいという彼らを、先日、下見をしておいた両国駅近くの「ウランバートル」というモンゴル料理店に案内する。
 やっぱり懐かし味だったのだろう、みんな腹いっぱい食べて大満足。
 僕たちだって、一週間も他国で過ごすと、焼き魚とか冷奴などが食べたくなるが、彼らは日本に来て8ヶ月だから、あの羊肉味が恋しかったのだろう。
 みんな満足顔で、お店前で記念写真。
        
    

◇両国と言ったら相撲だ
 残念ながら国技館は門の外からの見るだけだったが、駅に飾られてある力士の手形の中から白鳳や日馬富士の手形を見つけて、自分の手を合わせたり、ちゃんこ鍋料理店の前にあった相撲取りの書割(顔の部分が開いている記念撮影用人形)で記念写真を撮ったり・・。
        
    

 帰りは、朝の超ラッシュ体験の埋め合わせではないが、新宿からロマンスカーを予約して、ゆっくり座って町田まで帰ってきた。