関東の梅雨明けになった第一土曜日の今日は、多摩の〝土曜市〟だった。
今日の目玉は、「初卵のつかみ取り」プレゼント。
群馬のヤマギシの村・榛名実顕地からイクセさんが朝４時起きで駆け付けてくれたし、埼玉のヤマギシの村・岡部実顕地からは常連のサナエさんが来てくれた。
ナントいっても、この「初卵のつかみ取り」の企画発案者であり、大道具・小道具すべて手作り職人のイヌカイさんの実行力に脱帽だ。
鶏舎で使っている餌箱を取り寄せ、自給飼料、もみ殻まで用意した。
産卵箱の模型を段ボールで作って、中にもみ殻を敷き、まさに産みたてのように卵を入れてある。
そして、つかみ取りの箱の中には、ゴルフボールとピンポン玉を入れて、上部の穴から手を入れて何個つかんで手を出せるか、だ。
お客さんは、「エェ〜、卵のつかみ取り、力を入れてつかんだら割れないの？」と、恐る恐る手を入れて驚く。
イヌカイさんは、写真の可愛いヒナなや、餌をついばむ成鶏を見せながら、餌箱や産卵箱を紹介し、ヤマギシの養鶏の話をする。
「つかみ取り」の方は、せいぜい４個なのだが、みんな喜んでくれた。
今日の土曜市は、そんなイベントで盛り上がった。
