初めてステップダンスを鑑賞する

 昨日の夕方、「当日券も有るんしゃない!」と、妻から電話がかかってくる。
 当日券というのは「ザ・ステップクルー」の武蔵野市民文化会館公演のチケットである。
 妻は、Eさんから、Eさんがチケットをゲットしていたが用事があって行けないとプレゼントされていて、今朝も「じゃあ、私一人で行ってくるから、チケット1枚しかないから残念ね。」と会話をしての、思いかけない電話だった。
 そうか、当日券という手もあったんだと思って、公演事務局に電話を入れてみたら、まだ27席空いているという。
 仕事の方は、機関紙「けんさん」新年号の編集中で、ちょっとワタワタしてはいるが、夕方、編集メンバーと届いた原稿と待ちの原稿を確認したところで、残りの原稿待ちというエアーポケット状態だ。
 気分転換と、妻との空間共有も、たまにはいいかと思って、妻の誘いに乗ることにした。
     

 「ザ・ステップクルー」の演奏(演技?)は、音楽的センスは「ゼロ」と自認する僕でも感動し、迫力のある素晴らしいものだった。
     

 正直、僕は「タップダンス」と「ステップダンス」の違いも分からない。
 タップダンスのルーツはクロッグダンス(木靴ダンス)で、その発祥地はアイルランドだということ。まっすぐ立ったまま足だけ使って踊るのをアイリッシュ・ステップというらしい(定かでない)ことも、今日知ったのである。
 案内を読むと、
「ザ・ステップクルー」はカナダのアイリッシュ・ダンスの名人たちのダンス集団で、ケルト文化を下敷きにする踊りと音楽を披露する一座。
 こう書かれていた。
 それを読んで、あの軽快な、きれいな旋律の歌はケルト音楽だったのだと気づいた。

 ちなみに、妻と一緒にコンサート鑑賞といっても、妻は最前列の席で、僕は2階最上段の席での鑑賞だった。