飛行機トラブルで成田に滞在

 こうして、日本でブログをアップできるとは考えてもいなかった。
 機体トラブルで、今日のモンゴル出発はなくなって、現在、成田空港近くのホテル。

 今日13時30分発のモンゴル航空でウランバートルに出発するつもりで、我が家・多摩実顕地を朝7時に出て、成田空港に10時に着いた。
 11時から搭乗手続きをして、荷物も預け、ボディーチェックもすみ、出国手続きも完了。
 「さあ、出発だ」と57番ゲートで待つ。
 
                     

 「9月になると客も少ないから、飛行機もちいさいなあ」と搭乗を待っていたが、たびたび遅れるアナウンス。

 そのうちに出発時間が「未定」と表示。「これは、なんだ〜。どうなっているんだ。」と周りも騒ぎ出す。アナウンスは「機体整備中です。」ただそれだけ。
 そのうちに、待っていた57番ゲートに突然「台北行・17時25分」という表示が出て、「ウランバートル行は59番ゲートに変更されました。」と案内。
      

 59番ゲートで待っていると4時過ぎに、出発時間の案内は6時になるので、それまで1000円を上限に売店、レストランでの食事をどうぞ、とのこと。
 食事をして、また待っていたら6時の案内は「まだ、出発時間は未定」とそれだけ。
 8時近くなって、再び1000円を上限に食事をどうぞ、とのこと。
 成田空港は24時間離着陸の空港ではない。「これは、今日は飛ばないのではないか」と乗客同士でワイワイガヤガヤ・・・。
 結局、9時半になって「今日のフライトはキャンセルとなりました。」と説明された。
       
 もうウンザリと椅子に体を預けて疲れ切った人もいるし、係員に詰め寄る人や説明を求める人もいて騒然。
 しかし、あまり明解な説明はない。それに明日も何時に出発できるか未定だという。

 その後、再入国して(そうなんだ、僕たちは日本にいるけど出国していたのだ)、預けた荷物を受け取り、税関を通って、ホテル行きのバスへ。
 ホテルでチェックインして部屋に入ったのは11時半だった。

 明日は何時に出発できるのだろう。
 今の時点で未定ということは午前中はないだろうと言う人もいる。どうもフロントガラスが破損して、それをドイツから取り寄せているという噂もある。もしかすると明日も飛ばないのではと言う人もいる。
 近くで待っていた群馬県の男性は仕事、京都の女性は観光、それぞれ2泊3日の予定だという。もともとは昨日出発の3泊4日の旅だったらしいが、フライト予定にあった昨日の便はなくなって2泊3日に短縮されたらしい。明日の午後の出発だったらウランバートルに泊まりに行くだけとなるので、モンゴル行は止めると言っていた。「初めてのモンゴルなのに・・・」と女性はつぶやく。
 「こんなことがあるんだなあ〜」と、思いながらブログを書いている。