15日・金曜日の来訪者

 金曜日。
 東京案内所に、僕のふる里の隣町出身のJUNKOちゃんと、韓国のCHANYONちゃんが訪れてくれた。
 ちょうど案内所は昼食の時間。2人をまじえて楽しい食事になった。

◇JUNKOちゃんについては、前にも書いたけれど、僕が東京案内所に来たばかりの頃、青年部で活躍して、一時参画していたが、村を出て、その後、福島県いわき市に住んでいた。原発事故以降は子どもの放射能影響を心配して、教師をしている旦那さんは地元を離れられず、自分と子ども2人は東京都大田区に避難している。
 今日は「けんさん紙が読みたくて、もらいに来たの」と元気に顔を見せてくれた。
 その機関紙「けんさん」のバックナンバーをめくりながら「あっ、この子、飯田実顕地で初等部の世話係していた時の子だ」などと、紙面を見ては懐かしがっていた。
 村を出ても、こうして訪ねてきてくれるのが、ほんとうに嬉しい。
     

◇韓国から来たCHANYONちゃんは、2年前に東京にも滞在していて、埼玉のヤマギシの村・岡部実顕地などでも実習をした女性だ。
 2年前より格段ときれいになっての再来日だ。僕が郵便局まで行こうとして、1階のエレベーター前で出会った時には、一瞬誰か分からなかったくらいだ。
 今は、公務員で民俗芸能関係の劇団などの広報の仕事をしているらしい。今回は、出張で来日だという。
 先日、韓国を訪問したヤマサキ夫妻は、韓国で会って楽しいひとときを過ごしたらしい。
 そんなことでヤマサキ夫人と記念写真を1枚。
     
 明日は、岡部実顕地を訪問し、17日には帰国だと言っていた。
 「これ、お土産。韓国の有名な焼酎。このまま飲むとちょっと強いよ」とCHANYONちゃんは、お土産まで持ってきてくれた。 
            
◇JUNKOちゃんといい、韓国のCHANYONちゃんといい、みんな元気でそれぞれの道を歩み、そしてヤマギシを思い出してくれて、案内所に立ち寄ってくれるのが嬉しい。