この夏のヤマギシの1週間の合宿セミナー「特講」が、13日から20日の会期で、埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地で開催された。
その「特講」終盤企画に参加するために金曜と土曜日は岡部実顕地に滞在して、参加のみなさんと交流した。
それぞれが、一週間、いままで考えたことがなかったようなテーマを、じっくりと自分に向き合いながら考えたこと、寝食を共にした参加者同士の仲良しが深まり、大きな家族になったような・・・、そんな感想がいっぱい聞かせてくれた。
●2日間シャッターを切ったPhotoおしゃべり
◇岡部実顕地は夏の花がいっぱい
生活館への坂道脇にはノウゼンカズラや、玄関先には百日紅の花が綺麗に咲いていた。
珍しい白い花を発見。
「何だろう?」とレンズアプリ検索したら「ハツユキソウ」との名前。「この、夏真っ盛りの時季にハツユキソウ?」とじっくり観察・・・。
◇「岡部隕石」
ロビーで新聞を読んでいたら、サナエさんが「近くに、昔、隕石が落ちたこと知ってる?」という。
その隕石の落下地点に記念碑があるというので、早朝の散歩に三重県から来ていたミツエさんと行ってみた。
ヤマギシの岡部実顕地から歩いて10分ほどのところ。昔は畑だったらしいが今は老人介護施設の駐車場の一角。
説明には「隕石は1958年11月26日の午後3時過ぎ、岡部村(現在の深谷市今泉)で畑仕事をしていた山﨑政雄さん(当時20歳)と父・吉作氏の間に鋭いうなりをたてて落下、地面に穴を空けた。翌日、吉作氏が80 cmほどの深さから黒い石を堀り出し、昭和34年(1959)の春に政雄さんが国立科学博物館に持参、隕石と認められた(H5コンドライト/194g)。日本にとって戦後初の落下目撃隕石であり、人の至近距離に落ちた珍しい隕石でもある。」とあった。
◇町田の芹が谷公園の「金魚のねぶた」
岡部実顕地から電車で帰ってきて、町田に着いたのが6時ちょっと過ぎ。
駅から歩いて15分ほどの所の芹が谷公園で、桜美林大学の学生達が夏のイベント企画「金魚のねぶた」をやっているのを思い出して寄ってみる。
ねぶたには「病気を追い払う」という意味、赤い金魚には「魔除け」という意味もあり「皆さんがこの夏、ここにいることを祝福し、そしてこれからの幸せと繁栄に願いをこめて」桜美林大学芸術文化学部の学生が、町田市でとれた竹や花々を再生利用して、ハスをイメージした造形物と、金魚ねぶたを作り点灯しているとのこと。
宵闇迫ってきたら、雨がぱらつき、「もっと暗くなったら綺麗だろうな」と思いながらも残念ながら公園を後にした。