明日は、東京も雪との予報がでている。
でも、今日の夕方は昨日よりも何となく暖かい感じ。
◇コロナのまん延防止措置
13日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」が3週間延長して来月の6日までとなりそうだ。
まん延防止措置中なので、人混みの所や都心に外出するのも少々ひかえている。
先日、Eテレ放送の「SWITCHインタビュー 達人達」に登場していた『推し、燃ゆ』で芥川賞をとった作家の宇佐見りんさんが「なんか天井がいつもあるような感じ、外出しても・・・」というような意味の、コロナ禍での生活感覚を表現していた。
さすが、宇佐見りんさん、コロナ禍生活でのぴったりな感覚表現だなと思った。
確かに出かけても「マスクは?」と自分の口元をいつも気にするし、「人混みだから・・」と入ろうとしたお店を避けるし、スッキリ、ノビノビとはいかない外出になっている。
僕も、上野の東京国立博物館で「特別展 ポンペイ」が、現在、催されているので、ぜひ、行きたいと思っているのだが「まん延防止が延長か・・・」と、ちょっと躊躇している。
ポンペイには、昔、某電機労働組合の役員をやっていた頃、ヨーロッパの労働事情視察に出張したときに訪れたことがある。もう40年前の頃だ。
◇ダイヤモンド富士
2月上旬には、東京からも「ダイヤモンド富士」が見られるらしいとの情報。
我が家の生活館の屋上からは、富士山の頂がちょっとだけ見ることが出来る。
太陽が沈むのは、夕方5時頃だ。
なかなか雲がかかっていて沈む夕日を見れなかったが、6日夕方、やっと見ることが出来た。
これが、我が家から見た「ダイヤモンド富士」だが「どれが富士山?」と聞かれそう。
◇いま、読んでいる本
朝井まかてさんが、最近、刊行した『ボタニカ』。
新聞書籍広告で、牧野富太郎の生涯を書いた物語だというのを知って読み出した。
書籍説明には「ただひたすら植物を愛し、その採集と研究、分類に無我夢中。莫大な借金、学界との軋轢も、なんのその。すべては〝なんとかなるろう! 〟― 日本植物学の父、牧野富太郎。愛すべき天才の情熱と波乱の生涯!」と書かれている。
まだ半分ほどしか読み進めていないが「こんな人物だったのか・・」とビックリしながら、北京でのオリンピック放送何のその、と読んでいる。
先の話だが来年春のNHK連続テレビ小説『らんまん』は、この牧野富太郎がモデルだという。
ついでになるが、冬季オリンピック。「皆さんの期待の金メダルが取れなくて、ごめんなさい」という言葉や顔を、僕は観たくないと思って、あえて観ないようにしている。
◇モンゴルのお正月
モンゴルのお正月は旧正月で「ツァガンサル(白い月)」と呼ばれる。
今年は2月1日が、日本でいう元旦の日。
ツァガンサルには、民族衣装を着て家族や親戚などが集まり、ご馳走を囲みながら、厳しい冬を乗り越えて春を迎える事に喜ぶ。
モンゴルの友人達から、そんな写真がゲレルマさん経由で送られてきた。
凄い! いっぱい並べたご馳走を前に、着飾って大集合だ。
このモンゴルのお正月「ツァガンサル」のご馳走といったら、「ボーズ」という蒸し餃子。刻んだ肉を小麦粉の皮で包んで蒸した小龍包のような料理なのだが、お祝いには欠かせないモンゴル料理の代表で、僕が友人宅を訪問したときにも必ず作ってくれる。
写真に写っているのは、巨大な「ヘヴィンボーブ(巨大ビスケット)」だ。
平たい楕円形の揚げ菓子で、下から「幸せ・不幸せ・幸せ・・・」と数えるので奇数段積み上げて、乳製品(かたいチーズ)などで飾る。
「オーツ(羊の丸茹で)」も写っている。
これもツァガンサルや祝い事には欠かせないモンゴルらしい料理だ。脂肪たっぷりの肉は、ナイフでそぎ落として食べるのだ。
モンゴルで1週間の合宿セミナー「特講」の最終日にも、この骨付き羊肉の丸茹でがよく出てくる。寒い、自然環境が厳しいモンゴルでは、この脂肪が最大のご馳走らしく、食べても食べても脂肪を勧められるので困った事を思い出す。