ウランバートル滞在3日目・明日帰国

◇今日もウランバートルは晴れ。
 今日の最高気温は、たぶんマイナス10℃ちょっと、そんな感じ。
 今日も夜明け前の朝8時にホテルを出たのだが、その時刻のスモックの刺激が一番感じる。
 聞くところによると、夜中、石炭を焚いている煙と、朝、一斉に動き出した車の排気ガスの影響らしい。
 政府も、このウランバートルの空気汚染を何とかしたいと、今月から、夜の9時から翌朝の6時までの時間帯は、電気料をタダにする政策を実施したらしい。
 夜間における石炭の消費を減らすために、電気ストーブなどの使用を奨励するためだ。


◇今日も8時半から昨日の続きで、事務所で昼過ぎまで仕事。


◇12時過ぎに予定の仕事が終わって、やっと一息。
 みんなで、ご苦労さんを兼ねた昼食会をしようと、ちょっと贅沢にハンガリー大使館が入っているチンギスハン広場(スフバートル広場ともいう)近くのBluemon Centerビルのレストランに行く。
       
 3階のエレベータを降りると現れたのが、何とレストラン入口が「鳥居」だった。
       
       
 鳥居をくぐってお店に入ると、日本風というか韓国風というか、ピンクの造花の桜が真ん中に飾られ、ひとり、ひとりのテーブルに小さな電磁調理器があって、そこに鍋を載せて肉や野菜を食べるしゃぶしゃぶ風のお店だった。
       
 こんなお店もあるのかと驚く。
 日本料理的ではあるがどこか違う、妙な感じの、何でもありのお店だったが、お客さんは多かった。


◇食事のあと、ノミンデパート(旧国営デパート)に寄って、帰国前の買い物をする。
 今日は木曜日なので、ナンバープレートの数字末尾が4と8の車は走れない。
 それでもウランバートルの中心地は大渋滞。
 車窓から、チンギスハン広場や朝青龍が最上階に住んでいると有名なスカイビルをカメラに収める。
       
       
       
 広場の中央にはクリスマスツリーが立っていた。
 「えっ、なんでクリスマスツリー?」と思ったが、モンゴルのお正月は2月末だから、それもありかと納得。


◇夕方は、3年間、ヤマギシの村で生活して帰国したアデラ君とチェチェゲさんと会って、オキナガさんと4人で食事。
 「今年は、5ヘクタールの畑が手に入ったので、ヤマギシの村で学んだ野菜作りで、先ずは自家用を作ってみようと・・・」とアデラ君。
 そんな話を聞いて、彼がヤマギシで生活したことが無駄ではなかったと実感。
 いろいろ、ゆっくりと今の心境も聞けて、その話にジーンときて、嬉しい食事会だった。 


◇明日早朝6時にホテルを出発して、8時半発の飛行機で帰国。