今日の日曜日も、農場直売「ファーム町田店」スタッフに入る。
◇朝、花菖蒲を楽しむ
朝起きて、ファーム町田店の開店準備に入る前に、我が家から車で10分程度の薬師池公園の花菖蒲を見たいと思って、6時過ぎに公園に行った。
薬師池は、1982年に「新東京百景」、1998年には「東京都指定名勝」に指定。
さらに、2007年には「日本の歴史公園100選」に選定された町田市を代表する公園なのだ。
梅が咲くころ、桜が咲くころ、藤が咲くころ、そして、花菖蒲や紫陽花が咲くころと、僕は季節季節に訪れては、季節の花を楽しんでいる。
いまは、花菖蒲だ。
ここの菖蒲園には、肥後系、伊勢系、江戸系など2200株の菖蒲が植えられている。
菖蒲園の脇の土手には、ヤマホタルブクロ(山蛍袋)も咲いていた。
僕の好きな紫陽花も咲いていた。
ひときわ純白の花を誇らしげに咲かせている紫陽花があった。
◇モーニング・コーヒーでくつろぐ
花菖蒲や紫陽花を楽しんだ帰りに、途中のファミレスによってモーニング朝食。
ここは、日曜日の朝には時々来て、僕はくつろぐことがある。
モーニングセットを注文して、テーブルに置かれている新聞を読みながら、ひと時を過ごす。
特に僕は、ここで新聞の日曜版の読書ページを読んでいる。
◇7時半から夕方5時半過ぎまでファーム町田店スタッフ
開店準備を7時半から始めて、9時にスタッフみんなで寄って、今日のやりどころを確認して、ラジオ体操をみんなでして、10時開店。
夕方は5時閉店なのだが、この時期の5時はまだまだ夕方の始まり。
お客さんも「まだ、間に合いますか?」と、5時すぐに駆け込んでくる。
そんなお客さんとも顔見知りになっているので「閉店です」とは言えずに「どうぞ、どうぞ」となる。
最近は、ついついお店を閉めるのは5時半くらいになってしまう。
◇自由民権資料館を再訪
昼過ぎに、お客さんの来店状況をみながら、休憩時間を利用して「自由民権資料館」に行く。
季刊誌『フラタニティ』の「わが街の記念館」の原稿を、我が家近くの市立自由民権資料館について書いたのだが、一部紹介内容を確認したい箇所があったので、再度、訪れた。
さまざまな人々が参加した自由民権運動をイメージして描かれたという、入口の壁面にある陶板のレリーフ。
これで、この原稿は、明日、季刊誌編集長のムラオカさんに送ることが出来そうだ。
◇夜、NHK・Eテレ『日曜美術館』を観る
今日の『日曜美術館』は、「風景の叙情詩人・広重の“東海道五十三次”」だった。
歌川広重の名を一躍世間にとどろかせ、浮世絵師としての名声を不動のものとした『東海道五十三次』の版画絵。
その一枚一枚の絵に描かれている人物、風景を取り上げながら、広重は何を描こうとしたのか、なぜ、風景の叙情詩人と言われるのかを、想像豊かに推測して、広重の感性と、その表現技術の高さを解説し、なるほど、と思う内容だった。
国立歴史民俗博物館教授・大久保純一さんは、「広重の絵はリアリティがあり、今でいうとハイビジョンTVで旅番組を見るような感覚で、江戸時代の人々に受け入れられたのではないか。」と解説されていた。