18日夜、「ふるさとFarmづくり・農業体験」に集まったメンバーで、大田原市内で開催されていた『大田原屋台まつり』に行った。
このまつりは、江戸時代から続く伝統行事で毎年4月に開催されるらしい。
唐獅子や龍などの華やかな彫刻の入った各町内の屋台9基が、市の中心地・金燈籠交差点に集まり、屋台の中で演奏するお囃子の太鼓や笛の音を競い合う「ぶっつけ」が見どころだと、新聞に載っていたので楽しみにしていた。
7時から始まると知っていたが、駐車場がなくなるのではないかと、会場に早めに6時頃に行く。
会場となる金燈籠交差点は、国道461号線、旧奥羽街道の交差点だ。
江戸時代、ここは大田原藩の城下町。この奥羽街道の十字路真ん中に、北側に「白河」南側に「江戸」と掘られた金燈籠が建てられていた。(今は、交差点脇に)
すでに屋台が一基あった。
みんなで眺めていると、金燈籠に先祖の名前が刻まれていると言うまつりの世話人らしき人が、いろいろとまつりのこと、大田原藩のこと、ここが江戸時代は北からの守りの最前線だったことなどを、缶ビール片手に、丁寧に説明してくれた。
屋台の前で記念撮影。
確かに、屋台の彫刻は精巧で、凄い。
7時に少し前。宵闇迫る中を屋台が集まりだした。
確かに、凄い。どの屋台にも唐獅子や龍などの華やかな彫刻が入っている。
屋台の「ぶっつけ」といわれるお囃子のリズムが軽快だ。さすが、春の訪れを告げる恒例の「屋台まつり」と言われるだけはある。