17日午前中、ウランバートル郊外の農場を見学した。
日本の企業とモンゴルの企業が出資してイチゴや野菜を作り出している。
まだ設立されて2年も経っていない農場だ。出張前にオキナガさんがネットで見つけた。
出資している日本の企業は、榛名実顕地と卵や豚肉での取引があり、事前に参観お願いをしていた。
場所は、ウランバートル中心地から約40Km離れたところで、モンゴル第2の都市・ダラハンに向かう国道沿いで、ヤマギシの農場に行く途中なのだ。
15ヘクタールの土地で、ビニールハウスでイチゴ、トマト、キュウリ、レタス、小松菜などを栽培して、路地では、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリィ、ネギ、カブ、キャベツなどを栽培していた。
イチゴも昨年から、野菜は今年から試験的にやっていると言う。
政府から補助をもらって建てたイチゴハウスは立派で、その大きさにビックリ。
帰りに売店で買って食べたら、小さな粒で、日本の路地イチゴのような味だった。
夏にはイチゴ狩りを受けいれたと言っていた。
トマトやキュウリのハウス。
今年は6月に寒波があって、トマトやキュウリは枯れかかって苦労したと言っていた。
やはり、寒さ対策が大変の様だ。
ハウス内で栽培されていたレタス。
路地栽培のキャベツ畑。
一番驚いたのは、案内してくれた2人の現地女性の生き生きした姿だ。
HPに書いてある通り、野菜作りに対する意欲と目の輝きに感動。
右がゲレテーさんで、左がナラちゃん。
日本で3ヵ月実習しただけで、農場の野菜やイチゴの技術者として任されている。
オキナガさんが野菜をやっていると言うと、案内しながら離れずに質問攻め。
この2人の女性と男性1人が技術者としていて、社員が6人の9人で、これだけの農場をやっているのにもビックリ。
参観を終わった後に、コーヒーまで出してくれて楽しく懇談。
モンゴルの冬は仕事がなくなるので、11月には再び日本に行って群馬県の農場で農業実習だというので、日本での再会を約束した。
農場前に野菜の販売所もあったが、農場前の国道が工事中でホコリがひどく閉店状態だった。