週末、金曜日夜のおしゃべり

◇会の機関紙「けんさん・10月号」
 今週末までには、何とか編集を終えたいと取り組んでいた「けんさん」10月号。
 水曜日の夕方に編集を終えた原稿と写真を、紙面レイアウトをお願いしているイワタさんに送って、イワタさんはそれを紙面に収めて、昨日の朝から夕方にかけて、完成した紙面から随時送ってくれた。
 イワタさんの仕事の速さ(きっと夜を徹して)と美的センスには、いつも感謝だ。
 ほぼ、僕がイメージしている紙面、それ以上になって出来上がってくる。
 細かな修正と、未送信だった写真キャプションの挿入、見出し変更などを、昨日夕方にイワタさんに再送して、僕は案内所を出発。
 実顕地に戻って、夕食と風呂をすませてパソコンを開くと、すでに修正版が送られてきていた。
           
 昨夜は、深夜近くまで、それの確認をしていたら、ブログを書く気力減退となって、ブログはお休み、就寝。


◇ちょっと下火にはなったが〝半沢直樹〟の話題
 夕食をすませて、今(金曜日夜8時)、TVを点けたら、半沢直樹を演じた堺雅人が出て、ドラマの裏話のようなことをやっている。
 そんなことで、ちょっと下火にはなったが、〝半沢直樹〟の話題を、テレビを横目で見ながら少し書いてみたい。
 TBSテレビの日曜劇場『半沢直樹』の番組最終回終了後から、池井戸潤の『ロスジェネの逆襲』が、書店で異常に売れているのだという。
 先日、本好きの知人と、その〝半沢直樹〟の話題になった。
 僕も番組を観て思ったのだが、彼は「あの終わり方には、納得いかないと思う人が多い」と言っていた。
 最終回では、半沢が東京中央銀行から東京セントラル証券への出向を命じられ、半沢を演じる堺雅人の怒りの目がアップになって終わった。
 確かに僕も「えっ!ここで終わり?」とコマーシャルになっても、暫くは画面から目を離せなかった。
 倍返しが達成し「さすが半沢」と思っていたのに、それでも「出向」という不遇のエンディング。
 僕も含めて、多くの視聴者にとって不完全燃焼だったのだろう。
 その結果、「続編では、どんな展開になるのだろう」と、原作の続編『ロスジェネの逆襲』が爆発的に売れるという現象になっているらしい。
          
 実は僕も、番組が終わってすぐに、発売早々に買って読んだ『ロスジェネの逆襲』を、本棚から探して再度読み返してしまった一人なのだ。
 僕は再読して、友人が言った「爆発的視聴率の番組を、ここで終わらせたくないと、あのようなエンディングにしたのだ」と言う「続編でも高視聴率、二匹目のどじょう」説に納得したが、しかし、続編ドラマの早い放映に期待もする。続編は原作通りならハッピーエンドなのだ。
 因みに、欧米人の反応は「半沢は、なぜ理不尽な銀行を飛び出さないのか?」と、ドラマの展開に納得いかないらしい。
 それは当然で、組織と個人、そのあり方の日本的独特な風土が、僕ら日本人を惹き付けるドラマにしているのだから。