◇会の新聞「けんさん」2月号編集ほぼ終了
何とか今週中には終わらせたいと思っていた会の新聞「けんさん」2月号の編集にめどが付いた。
朝から紙面を作ってくれているイワタさんとメールや電話で何回かやりとりして、夕方、印刷屋さんにデータを送った。
明日の朝に校正ゲラが届く。
編集メンバーにも、パソコンメールで印刷屋さんに送った同じ紙面データを送っているので、明日中に寄せられた意見を、ゲラの校正に反映して、土曜日の朝までに印刷データを完成させる予定だ。
◇モンゴルの壁飾り
昨日は、夕方から埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地で、モンゴルからの研修生についての研鑽会があったので、案内所で1時まで編集の仕事をして、その後、多摩実顕地に戻り、車でゲレルマさんと岡部実顕地へ行った。
研鑽会をして、食事をいただき、岡部実顕地を8時少し前に出発して、ゲレルマさんを町田駅まで送って、我が家・多摩実顕地に帰着したのは10時少し前だった。
帰ってお風呂に入ったら、ちょっと疲れが出て、イワタさんから送られてきていた「けんさん」紙面をザッと確認しただけで、ブログを書く気力なく寝てしまった。
岡部実顕地のロビーに飾られていたモンゴル騎馬軍団の「立派な壁飾り」
両脇のモンゴル語の意味も横に貼ってあった。
◇新書『資本主義の終焉、その先の世界』
埼玉県のヤマギシの村のヤマモトさんから勧められて読み出した榊原英資さんと水野和夫さんの共著『資本主義の終焉、その先の世界』。
第1章は水野さん、第2章は榊原さんが、それぞれ、資本主義についての成り立ちと歴史的経緯と、世界と日本の現状を分析して、第3章では2人の対談といった構成だ。
その第3章が、なかなか読み応えがあり、僕には勉強になった。
その対談後半の第2章のタイトルを見ただけでも、それはお分かり頂けると思う。
先進国において「成長戦略」など意味がなくなった
モノに対する欲求が低下してきた日本社会
成熟先進国として世界のトップを走る日本
成長戦略の推進が日本にバブルを招く
所得の再分配で格差拡大に対処すべきだ
結局グローバリゼーションとはなんだったのか
「より遠く、より速く」から「より近く、よりゆっくり」へ
地方から「次の時代」の動きが始まる
便利さの追求が限界にまできた日本の現状
これから日本の企業はどう変わるのか
この本を読んだ後、新聞を見ていると、今までスルーしていたような記事が目にとまったり、「なるほど」と納得する記事に出会ったり、「こう言うことなのか」と記事の行間に潜む意味を想像できたり、実に面白い。
例えば、こんな記事も・・。