3月1日、久々のメンバーで食事会

◇今日から3月だ。
 新しい年が明けたと思って生活していたら、もう2ヵ月が過ぎ、3ヵ月目に入る。
 誰かが新年の抱負を語った中に、
 「六十を過ぎた自分と小さな子供の一年は同じ? 違うよなあ〜 やっぱり! 五歳の時間、十五歳の時間、青年の時間、老境の時間。続き流れている時間。それぞれの年代の時間を持っている。・・・」
 こんな言葉を言っていた人がいた。
 ひとり一人の、その年代の、その生き方の、それぞれの時間の流れ。
 そんなことを通勤電車の中で考えながら、今朝は案内所に出勤した。
 高田馬場に着いて駅前広場に出ると、はしご車が出動し、消防士姿の人達が「春の火災予防運動実施中」を啓蒙するテッシュを配っていた。
           
 今朝は、昨日と比較したら、ちょっと暖かく春が近づいたことを感じた。
 やっぱり、3月のスタートだ。


◇夕方、久々のメンバーで食事をする。
 元・ヤマギシの村のメンバーのカネコさんの声かけで、東中野に住むカトウさんのお宅で、懐かしいメンバーが寄って食事会をした。
 今日の食事会メンバーは、場所提供のカトウ夫妻、元・ヤマギシの住人のミヤザキさん、練馬供給所社員のマエダさん、今月半ばに福岡に引っ越すサユリさん、そして声かけ人のカネコさんと娘さんと、僕の8人。
       
 一品持ち寄りの食事会なので、僕はヤマギシの牛肉をみんなに食べてもらえたらと思って、焼き肉用牛肉を持参したのだが、デザートにはケーキや大福もあったり豪華な食事会になった。
 食事の内容もよかったが、久々に顔を合わせての近況報告に話の花が咲いた。
 カトウさん夫妻は三重のヤマギシの村から活動拠点を東京に移して造形美術関係で活躍している。
 ミヤザキさんもカネコさんも、ヤマギシの村を離れてからも、それぞれの持ち味を生かして生活している。
 ミヤザキさんは、ドラマーとして活躍中だ。
 僕が会うのはもうかれこれ10年ぶりだろうか。先日も中野プラザで「3人娘(伊東ゆかり中尾ミエ・園まり)のコンサート」でドラムを叩いたと言っていた。
 カネコさんは、俳優業を続けていてる。一週間前にコマーシャルの社長役のオーデションを受けたり、反原発の演劇活動をしている。
 それぞれが、それぞれの場で、元気に活躍中であるのが嬉しい。
 懐かしいメンバーの名前もいっぱい飛び出し、「そうだった、そうだった。」と昔の出来事も、ついこの間のように飛び出して、楽しい時間が過ぎた。
 食事が一段落した後半は、福島の原発事故に遭った人達や政府のエネルギー政策を憂いたり・・・。
 ほんとうに、楽しい楽しい食事会だった。