今月の第三土曜・日曜日は、三重県のヤマギシの村・豊里実顕地を会場にしてヤマギシ会の「会員の集い」だ。
その準備研鑽会のために、今日は春日山実顕地に日帰り出張。
◇春日山実顕地で「秋の風物詩」Photo
軒下に吊るされた干し柿を下していた。
「もう、干し柿ができたの?」
「老蘇さんたちが、もうできた、できたって言うのでね。それと、これから皮をむいて吊るしたいのもいっぱいあるの・・」
そんな会話を交わして、「食べてみる?」と、色よく干された柿を一個いただく。
口にしてみると、まだ干したりないのか、中はまだやわらかすぎる。でも、美味しかった。
子供の頃、家族みんなでお正月用に干し柿を作るために、縁側で柿の皮むきをした。
父は、むいた柿を縄に編んで、軒先に脚立を使って吊るすのを、僕ら子供は手渡す役だった。
いただいた干し柿を口にしながら、そんな記憶が蘇った。