30日・今日のおしゃべり

◇「土曜市」チラシのポストイン
 我が家・多摩実顕地では、毎月第一土曜日の午前中にヤマギシの生産物の「土曜市」をやっている。
 今週末の土曜日が、その「土曜市」を開催する日だ。
 昨夜、カワハラさんから「チラシまき、やろうよ」と、声がかかったこともあって、今日は案内所出勤前にチラシまきをやろうと朝5時半起床し、まだ、ちょっと薄暗かったが近所の家庭にポストイン始める。
 ヒンヤリする空気が心地よい。ポストインを始めてすぐに空が明るくなってきた。
          

 チラシまきの楽しさの一つに、前にも書いたと思うが、ポストインする時に、そのポストに表示されている名前を見ながら、同名の知人や友人、あるいは子供の頃の同級生の顔が浮かぶ。
 「あいつは、いま、どうしているかなぁ。一緒に・・・したなぁ」と、昔の思い出が蘇る。
 今朝は、〝タカミサカリ〟という名前の表示を発見して「えぇ〜、相撲取りみたいだ。珍しい苗字だなぁ」と、一呼吸ポストの前で眺めてしまった。
 そう言えば、僕の好きな角界ロボコップこと高見盛精彦は、今場所は東十両8枚目だ。引退の危機と、先日騒がれていた。僕は「がんばれ!高見盛」と呟く。
           

 ポストの名前を見ながら、そんな楽しみの繰り返し。しかし、時には犬に吠えられながら、あるいは、玄関先に現れた家人に「今度の土曜日の朝市のお知らせです。」と、不審者に思われないように大きな声で挨拶しながら、約1時間半、土曜市チラシのポストインをする。



◇きれいな北京語のお客さん
 那須実顕地のヤマモトさんからの紹介で、中国と取引をしている方が、中国のお客さん2人を連れて、今日、案内所を訪れた。
 その中国の方は、北京郊外で農業を始めたいのだという。
 そのために、ヤマギシの循環農法というのを、ぜひ勉強したいというのが訪問の目的。
 以前に北京で開催した「循環農法パネル展示会」の話をしたり、北京の様子を聞いたり、1時間ちょと話をする。
 僕が北京に行ったのは、オリンピック前だったが、だいぶ北京も変わったようだ。
 東京工業大学の大学院で化学を勉強したという奥さんは、流暢な日本語だ。
 そして、きれいな、流れるような北京語が心地よい。北京語は女性が話すと心地よく聞こえる言葉だと僕は前々から思っていた。
 次に来日するときには、「時間をたっぷりとって、ヤマギシの実顕地を参観したい。」と言って、エレベーター前で「再見!」と微笑んで帰って行った。