今年初めてタケノコ掘りをしたのは4月4日だった。
それから昨日までの1ヵ月ちょっと、竹林で楽しませてもらった。
ここの竹林は、町田市所有の竹林なのだが、地域で妻たちがやっている活動「HATARAKU認知症ネットワーク町田」に、管理と活用を任されている。
2年前までは放棄竹林で竹が生え放題だった。
それを妻たちが、認知症の人たちや、その家族や、地域の子ども達と一緒に、この竹林で、タケノコを収穫したり、竹細工をしたり、野外食をしたながら遊んだり、みんなの交流の場にしようと整備している。
整備の成果があり、竹林に日の光が差し込むようになった。
4月4日の初収穫のタケノコはこれだ。
その後、だんだんと形のいいタケノコを見つけることができて、今年はタケノコが豊作を実感し、タケノコ掘りを楽しんだ。
妻たちの活動資金のために、ファーム町田店に並べて販売してもらって、お客さんにも「朝掘りタケノコ」で好評だった。
4月の中旬には、シカタ君やキミエさんと我が家で食べようとタケノコ掘りをして、我が家のみんなで「旬の味」を満喫した。
そして、5月に入ってタケノコもだいぶ伸びて、食べごろのものも掘れなくなった。
昨日の夕方、我が家のみんなに今年最後のタケノコを味わってもらうために掘ってきたのが、これだ。
そのタケノコが、今日の我が家の夕食メニューの「筍ご飯」だ。
ほんとうに、今年は竹林で楽しませてもらった。
新型コロナウイルスで、不要不急の外出は自粛となり、高田馬場の案内所に行くことも週に1度程度にしてのテレワーク。
朝の清々しい時間に、竹林での一汗かきは、老化防止と健康保持のための運動不足解消にもなったし、自然の持つパワーに癒された。