今回のモンゴル出張の目的だった来日する若者たちへの講座も、理解度テストを最後にやって終了した。
彼らの日本への出発は1ヵ月半後だ。
それぞれが、その準備のために故郷に帰って行った。
一番遠い人は、1200Kmだと言っていた。
地方に行く人が利用するのは乗り合いバスだ。バスと言っても、ちょっと大型のワゴン車のような車で、ぎゅうぎゅう詰めで走っているのを見かける。それで行ったのだろうか。
日本での再会を握手やハグで表して、故郷へ向かって行った。
◇明日早朝に帰国なのでちょっと市内を散策
ウランバートルの朝の気温は、東京の3月ごろの感じだ。
今日の天気は曇り、時々、雨。夕方は強い雨脚だった。
午後から、ウランバートルの市内をビャンさん運転の車で回ってみた。
・広場の横に建っているのが、終戦直後、日本人抑留者が建設したといわれているオペラハウス。
・国会議事堂正面のチンギスハーン座像に、スフバートル広場を挟んで対面高くそびえるのがスカイビルだ。ここの最上階に朝青龍が住んでいると聞く。
・国立教育大学。ここはゲレルマさんの出身大学で彼女が教鞭もとっていた大学。
4年前に60人くらいの学生を前に、ヤマギシの考え方と、日本での僕たちの活動について話したことがある。
◇モンゴル料理
昼に、前にも入って美味しかったウクライナ料理店で、せっかくモンゴルに来たのだからと思って羊肉(羊の背中の肉らしい)を食べた。
なかなかの美味しさ、しかし量が多い。
◇夜は友人・ガントムグさんと会う。
ガントムグさんは、僕が係をしたモンゴル第2回特講を受けて、現在、食肉卸しの経営者だ。
今年のお正月には来日して、ヤマギシの研鑽学校にも参加した。
明日早朝に帰国することを知って、夜、駆け付けてくれて、夕食を一緒にした。
食べたのはやっぱりモンゴルの代表的料理の「ボーズ」と「ホーショール」だ。
食事をしながら、ガントムグさんの近況を聞かせてもらった。
◇明日帰国
明日の朝は6時出発で、8時55分フライトの飛行機に乗る。