今日17日・日曜日のおしゃべり

◇今朝の尾根緑道
 我が家・多摩実顕地の近くの遊歩道・尾根緑道は、戦時中は近くにある軍事工場で作った戦車の試験走行のための場所だった。だから、今でも地元のお年寄りは「戦車道路」という人もいる。
 現在は、町田市が管理する市民のための遊歩道で「尾根緑道」と呼んで桜の名所にもなっている。
 3月末から早咲き桜が咲き、中咲き、遅咲きと、4月いっぱいは桜を楽しめる遊歩道だ。
 その桜の時期の遊歩道も、もちろん僕は好きなのだが、桜が終わって、新緑いっぱいの今の時期の遊歩道・尾根緑道も僕はとっても好きだ。
     

 ここ最近、ちょっと右肩のコリを感じるし、これは姿勢を正した歩き不足だと感じていたので、今朝、僕は5時半に起きて、尾根緑道を散歩した。
 僕にとっての日常の健康管理は、起床後の木刀素振りと、姿勢を正しての速足散歩だ。
 今日は日曜日だし、新緑の中を、汗が出るくらい、思いっ切り歩こうと尾根緑道に向かったのだ。

 今の尾根緑道は、いろいろな花を発見できるから、楽しい。
 まず、可憐な白い花を見つけたのがエゴノキだ。
 この花は、僕のふるさと福島の山にもあった。
     
     
 樹に掛けられている説明によると、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来して、この名が付いたとある。
 また、実の皮には魚毒性があるので、魚の捕獲に使ったと書かれていたが、本当だろうか。

 次に見つけたのはハコネウツギだ。
     
       

 あった、あったヤマボウシも咲いていた。
     
     
 ヤマボウシ(山法師)の花言葉は、「友情」だ。

 こんな新緑の樹々の花々を見つけながら、1時間半ほど散歩を楽しんで、肩こりも解消だ。

 
◇畑の草取り
 陽気もいいし、午前中3時間ほど、妻の家庭菜園の畑で草引きをする。
 そこに、カワハラさんが草刈機を持って来てくれて、畑周りの草を刈ってくれた。
        
        
 きれいに畑脇の草が刈り取られると、なんだか、床屋さんに行って自分の襟足を剃ってもらった時のような感覚を覚えるから面白い。


◇夜はNHKスペシャルを観る
 今日のNHKスペシャル廃炉への道 2015」を観た。
 僕のふるさと・福島で事故を起こした「東電福島第一原子力発電所」の3つの原子炉を、同時に「廃炉」にする世界でも例のない取り組みを、長期間記録するシリーズの第3弾の放送だ。
        
 今回は、40年はかかるだろうという廃炉への道で、その事前工程の〝核燃料デブリ〟の状態確認の記録だ。
 溶け落ちた核燃料が、原子炉の構造物などと混じり合って溶けている〝核燃料デブリ
 これは、人が一瞬で死に至るといわれる数千シーベルト放射線を出し続けているらしい。
 それを、宇宙線を使った〝透視〟や、小型のロボットカメラでの確認作業。
 そのデブリをどうやったら安全取り出せるか、その未知なる試みの検討。
 まだまだ、廃炉への道のりに、見通しがついてない事実を放送していた。