今日は4月1日

◇今日のPhoto

 僕が毎日通勤する乗換駅の新宿駅
 西口改札口を出て、地下の西口交番前を通り、高層ビル街に向かうと、その入り口の所に、「新宿の目」という大きな瞳をイメージして作られたガラスのモニュメントがある。
 それが最近、点灯されて輝きだした。
     
             
 東日本大震災後、節電のために点灯を休止していたのが、再び点灯したというニュースを、先日新聞で読んだ。
 この「目」は、1970年頃に製作されたというからもう40年以上前に、芸術家・宮下芳子さんによって製作されたらしい。
 何とも、迫力のある「目」だ。
 何を見つめ、何を見続けているのだろう。
 大勢の人が、その「目」の前を横切る。


◇今日はエープリルフール

 東京新聞に「こちら特報部」をいう見開き2ページ紙面がある。
 ここの記事を僕はよく読む。この紙面があるから、僕は東京新聞を購読していると言っても過言でないくらいだ。
 今朝も、「こちら特報部」の記事の一つ「本音のコラム」を読んで、「へぇ〜、そうなんだ〜」と、興味を持った。
 書いているのは、文芸評論家の斎藤美奈子さん。
    

 これを読み終わって、他の記事に目を移したら、
 「ウイルスで戦争根絶・ホルモン作用で、憎しみから同情へ」
 「将棋VS囲碁 盤上の異種格闘戦可能に プログラム開発」
 こんなタイトルの記事がある。
 さらに、四国山地の山奥で「シバテン」(高知県徳島県に伝わる河童の一種)発見の記事まである。
 「なんだ、これは???」と思って、紙面をよく見ると、『本日はエープリルフールです』『記事・コラムはフィクションです』とあるではないか。
 そうか、今日は4月1日だったのだと、一人で笑ってしまった。
 それにしても、斎藤美奈子さんが書いた「最近、文豪の未発表作品の発見が相次いでいる・・・なぜ公表されないかというと・・・」この書き出しに、ついつい興味津々、一杯食わされた。
 最近、 川端康成の未発表作品だとか、誰々の未発表資料だとかのニュースが、よく目にするので、まんまと引っかかったのだ。