運転免許の更新に行く

 今年の誕生日は、運転免許の更新の年だ。
 実は、昨年の2月2日、会の全国運営研鑽会で三重のヤマギシの村・春日山実顕地に車で出張の時に、新東名高速で覆面パトカーに〝御用〟となってしまった。
 雨の日の80Km/H速度制限も少しはオーバーしていたのだが、温情によってそれは目をつぶってくれて、追い越し車線を走行していた「通行帯違反」だった。
 「追い越し車線って、何キロ走ったら違反になるのですか?」と聞くと、
 「追い越したら、直ちに走行車線に戻るというのが規則です。」と言われて「1.3Km通行帯違反」のキップを頂く。
 そんなことで、ゴールド免許が消滅し、最寄りの警察署では更新ができない。
 朝一番で出来るだけ早く更新を済ませて案内所に出勤しようと、、交通の便が一番いい地下鉄・東西線東陽町駅近くの「江東運転免許試験場」に行くことにして、多摩実顕地を朝6時半に出た。 
 8時過ぎに試験場に着き、8時半からの受付をして、更新手続きと1時間の講習を受けた。
             
           
 朝早く起きて来たのだから、しっかり話しを聞こうと講習を受ける。
           
 そこでの話しをちょっと紹介。
 平成24年の全国の交通事故死者は4,411名(24時間以内死亡)。
 一番多いのは、愛知県で235名。東京は4番目で183名。
 交通事故も死傷者も、年々減少しているらしい。
 東京都は平成25年が168名だったらしい。
 昔、「交通戦争」という言葉があった。
 交通戦争とは、昭和30年代以降に交通事故死者数が、日清戦争での日本側の戦死者(2年間で17,282人)を上回る勢いで増加したことから付けられた名称であるらしい。
 東京でも昭和35年がピークで、その時の死者数は1,179名だったと説明していた。 それが、いまは7分の1まで減少している。
            

 そんな話を聞いていて「そう言えば、今は交通事故の死者数よりも自殺者数の方が断然多い」と何かに書いてあったのを思い出した。
 帰ってから調べたら、2012年の全国の自殺者数は27,766名。
 減少傾向で3万人を切ったと書いてあるが、それでも多い。驚く数字だ。
 こちらは原因要素が多くて「何何戦争」とは言えないのかも知れない。