2つのTV番組のおしゃべり

◇今朝のNHK「こころの時代」
 早朝に放送されるNHK「こころの時代」での今朝の放送は、東日本大震災被災地の福島の風景を撮り続けている韓国人写真家の鄭周河(チョン・ジュハ)氏だった。
 タイトルは「私にとっての3.11〝奪われた野にも春は来るのか〟」
 鄭周河氏が福島に2年通い続けて、原発事故の前から変わらぬ美しい風景を撮りながら、そこで何が失われたのか「目に見えないもの」を、どう表現するかという思索を重ねた心境を語っていた。
 ほんとうに、我が故郷、福島県の〝奪われた野にも春は来るのか〟と、僕も思い続けていた。
 その鄭周河氏の写真が、現在、高田馬場の案内所からも、それほど遠くない神楽坂にあるセッションハウスに展示されていると言う。
             


◇夜、TVで映画『探偵はBARにいる』を観る
 今朝、新聞の番組欄で映画『探偵はBARにいる』が放映されるのを知る。
 この映画は、2年前に話題になった映画であるが僕は観ていなかった。
 夜、それを観る。
               
 今、観終った。
 頻繁に入るコマーシャルが少々邪魔だったが、娯楽映画としてはなかなか面白かった。
 期待した通り主演の大泉洋の好演技と、コンビの松田龍平のひょうひょうとした演技も良かった。
 実は、先日、新東名高速の清水SAで、この映画『探偵はBARにいる』に使われたという車が展示されているのに出会ったのだ。
 映画の中の、エンジンがかかり難いオンボロ車なのだ。
         
 見るからに年季の入った車が展示されていた。
 そこに置いてあったパンフレットで、今観た映画『探偵はBARにいる』の続編『探偵はBARにいる2・ススキノ大交差点』が11日から公開されること知った。
 時間があったら観に行こうと思って、そのパンフレットを持ち帰り、カバンに入れている。
 ますます、『探偵はBARにいる2・ススキノ大交差点』が観たくなった。
 劇場映画は劇場で観るのがやっぱりいい。
 TV放映ではコマーシャルが面白さを半減させる。