モンゴルの子ども達と「はとバス」を楽しむ

 今日の東京はほんとうに暑かった。
 夜のTVニュースでは35℃を超えていたと報じていた。
 その暑さの中を、モンゴルの子ども達と「はとバス都内観光」をした。
    

 モンゴルの子ども達は、29日から埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地で開催される「子ども楽園村」に参加するために、前日の28日に岡部実顕地に入る。
 その楽園村が終わるのが8月5日だ。
 子ども達の帰国予定は8月6日。楽園村が終わったら翌日帰国なのだ。
 そんなことで「楽園村に参加する前に、ホームステイや東京都内の観光もできたらいいね」となって、昨日のサユリさん宅とカヨコさん宅のホームステイとなった。
 サユリさん宅の様子は、サユリさんブログ参照:http://yumemiru3.exblog.jp/
 それで今日は、東京都内観光
 その都内観光も「東京スカイツリーは夏休みになって当日券の入手に3時間はかかると言うし、この暑さの中で電車を乗り継いで観光地巡りでは大変だ」となって、「はとバスに乗るのが一番いい」となり、その費用を、案内所に寄っている人たちにカンパをお願いしようと、サユリさんやカヨコさん達がカンパ箱を作ってくれて、2週間ほど前から案内所のカウンターに置いた。
              

 今日、選んだ「はとバスコース」は、『東京タワー・浅草・隅田川』コース
 朝10時に、サユリさん宅、カヨコさん宅でのホームステイを終えて、案内所で待ち合わせして、「はとバス」の出発地の新宿駅東口アルタ前に行く。
 10時20分に出発。
 迎賓館や国会議事堂、東京駅を車窓で眺めて浅草へ。
 浅草寺裏の駐車場でバスを降りて、浅草花やしき近くの「米久」で牛なべの昼食に案内される。
           
 モンゴルの子ども達は、肉と豆腐は食べたが、春菊は「草原に生えている毒がある草に似ている」となかなか口にしない。
 僕の食べるのをみて、ちょっと口にするが、それ以上は食べなかった。

 食事が終わって、浅草寺を参拝。モンゴルもチベット仏教だ。お祈りする習慣はあるのだろう。僕よりも長々と目を閉じて手を合わせてお祈りをしている。
           
 浅草寺仲見世通りでは、友達に小物を買ったり、お父さんにオチョコを買ったり・・・。
           

 午後1時半。東武浅草駅近くの隅田川ほとりにある水上バス発着場から船に乗る。
 モンゴルには海がない。もちろん船に乗る機会などない。
 東京スカイツリーの眺めもいい。隅田川に架かる橋を眺めながら、子供たちも、僕も満満足。
           
           

 日の出埠頭で船を降りて、東京タワーへ。
 大展望台から東京の街を眺める。
     
 展望台の床の一部がガラス張りになって、地上が見えるとことがある。そのガラスの上に立って、子ども達は大喜び。
     

 東京タワーを3時40分にバスは出発して、六本木などを車窓で眺めて新宿へ。
 最後にバスガイドのお姉さんが「東京のバスガール」を歌てくれた。
 調べてみたら、この歌は昭和32年・1957年のヒット曲だ。なんとも懐かしい。
 モンゴル人は、歌が好きだし、日本の歌謡曲も大好きだ。この「東京のバスガール」にも大きな拍手を贈っていた。
 それにしても、僕も、
    若い希望も恋もある
    ビルの街から山の手へ
    紺の制服身につけて
    私は東京のバスガール
    発車オーライ 明るく明るく走るのよ

 という歌声をしばらくぶりで聞くことができた。それも、90年前後の生まれだろうと思われる若いバスガール( この言い方も古い、バスガイドならまだいいとして )の笑顔から・・・だ。

 今日一日、モンゴルの子ども達に付き合って、僕も東京観光を満喫。
 東京にいながら、いるからこそか「いつでも行ける」と思って、なかなか出来ない体験を味わった感じ。
 それにしても、今日の東京は、ほんとうに暑かった。
 最後に東京スカイツリーの写真を1枚アップ。