新聞を読み、TVニュースを見ながら・・・

 
 僕は時々、「内田樹の研究室」というブログを読む。
 最近、僕が注目している内田樹(たつる)は、武道家であり、思想家であり、神戸女学院大学名誉教授でもあるし、『日本辺境論』や『武道的思考』という本を始め、最近、数多くの著書が本屋に並んでいる。
 その「内田樹の研究室」ブログを、今読んだら、
 今日の内容は大飯原発再稼働について』だった。

       
 ここ数日、ニュースと言ったら「大飯原発の再稼働問題」以外にも、「オウム真理教特別手配の最後の容疑者・高橋克也の逃走」や「税制改革の与野党協議」。それに加えて日曜日の昼過ぎに大阪で起こった「通り魔事件」と、ただ単なる社会ニュースとして、読み捨てにして、流してはおけないニュースで紙面が賑わっている。
 原発の再稼働について、首相が「精神論だけでやっていけるのかというと、やはり国民生活、経済への影響を考えて、万が一ブラックアウト(停電)が起これば、大変な悪影響が出る」と述べ、大飯原発再稼働の必要性を強調したという記事を読んだ。
 そうは言っても「福島の同胞が、あれだけの被害を受け、先が見えない現実。」「実際に原発事故を起こしてしまったという世界の中での我々日本人として。」それを「どう考えればいいのだろうか」と思っていた。
 そんな時に読んだ内田樹のブログ。「そうだよなあ〜」と僕も思った。
 あえてここに引用はしないので、興味があれば一読をお薦めする。
   「内田樹の研究室」http://blog.tatsuru.com/
   
 この大きなテーマを前に、僕は今日、この僕のブログに書き残すことが、これ以上は浮かんでこない。
 大きなニュースでTVや紙面が賑わっていることに、戸惑いを感じながらパソコンを閉じる・・・。