通勤途中で見る広告コピーを楽しむ

 8月15日。今日は休みの会社が多いのだろう。
 通勤時間帯の電車もバスも、駅のホームも街中も、出勤姿の人が少ない。
 そんなホームに立っていると、いつもは気づかない広告も目に付いて、いろいろと考える。
 僕は会の機関紙「けんさん」を編集しているので、記事の見出しに悩むことも多いせいか、広告のキャッチコピーを意識的に見る癖がついているのだ。
 時々「うまい」と,唸りたくなるキャッチコピーにも出会う。
 しかし、これは人ぞれぞれ好みがあるので一概には言えないが、僕の感覚的好みで、今日、目にとまった広告2つをアップしてみたい。
・その1は小田急町田駅ホームで。
 「太陽と風に 似合う服が、夏服?」:なんとなく夏の解放感とわくわく感が出ているではないか。太陽、風、似合う、この言葉の羅列から、次の言葉を期待してしまう。
        
       
・その2は高田馬場駅ホームで。
 「男も女も、ことばを、産める。」:さすが宣伝会議のコピーライター養成講座の広告だ。これを見ただけで、募集対象が男女だとか、そんな余分な説明はいらない。何といっても「男も女も〜〜産める」これがいい。
        

◇今日は僕も、沖縄の息子が送ってくれた「かりゆしウエア」にサンダル履きでの出勤で、こんな広告コピーを楽しみながらの通勤だった。
 ちなみに、機関紙の記事の見出しは、悩み悩み付けるというより、僕はひらめいた言葉を大切にしている。一言一言に僕なりの思いを込めて。