「けんさん」新聞4月号を全国に発送

 会の機関紙「けんさん」4月号が完成して、今日、東京から全国の会員に発送した。


 今日も朝から余震が続いた。朝7時半ごろ、そして私が通勤時間の8時頃、午後2時頃と北関東を震源とした大きな余震が多発だ。
 通勤電車の中で、突然、何人もの携帯から「緊急地震速報」の音がする。車内放送からも「緊急停止」のアナウンス。約10分ほど停止し、安全が確認できたと再運行。車内で大勢の携帯から突然鳴り出す「緊急地震速報」の音にはちょっとビックリした。


 10時から「けんさん」新聞の発送。今日は仕事が休みだからと男性会員が2人も来てくれた。


 5月の「春まつり」のチラシもできたので同時に発送する。

 今年のまつりテーマは、ヤマギシ会の年間テーマ「はれのちはれ 未来に向かって」だ。 新年号の表紙に、ヤマギシズム学園出身の小幡明(おばた・めい)さんが描いてくれた絵を、まつりのチラシにも使わせてもらった。本当に明るい希望を感じさせる絵だ。明ちゃん、ありがとう。


 福島原発事故が、経済産業省原子力安全保安院から、8段階の最悪の「レベル7」と発表された。新聞の見出しには「チェルノブイリ級の最悪」という文字。
 東京新聞のコラムに「安全神話の崩壊」という言い方に違和感がある。「神話」とはそもそも科学的根拠がないから「神話」というのであって、今回のことは「原発の安全は神話であった」ということだと書いている。
 豊かさの価値判断を、知らず知らずのうちに便利さと効率に大きく指向していた生活。それを、否応なしで転換せざるを得ない時代の到来を感じる。私達は今、この「生き方や生活の価値意識の大きな転換期」に立たされている。