今週末の「土曜市」のチラシまき

 今週土曜日・5日は、多摩供給所の月一回定例の「土曜市」だ。
 いつもは、その案内チラシを、その週の月曜から地域にポストインする。今週は月曜、火曜とあいにくの雨模様で、昨日から始めた。
 多摩実顕地の老蘇さん・チキさん(86歳)が、印刷されたチラシをポストインし易いように半分に折ってくれる。それを手に、それぞれが空いている時間で地域に出かける。

 僕はいつも、東京案内所出勤前の朝にポストインをやる。昨日、今日と6時から約1時間やった。
 とにかく、今日は寒かった。水溜まりは氷が張っていたし、実顕地生活館前の駐車場わきの畑には、10cmくらいに伸びた霜柱が畑一面に生えていた。(東京でも霜柱があるとちょっと感激)

 この畑は、今年の初めに生活館前の駐車場の一角に土を入れて作った畑だ。多摩実顕地のみんなからは、レンゲを咲かせようとか、蕎麦を作ろうとか、スイカも作りたい、やっぱり最初はサツマイモだとか、いろいな意見が出ているが、現在は今月末にトウモロコシの種を蒔こうという意見が多い。

★今朝はこんな事があった。
 ポストインの時にいつも見かける「おじさん」がいる。土木工事関係の仕事をしているような姿で、迎えの車を待っているようにガードレールに腰掛けている。今日も「おはよう」と挨拶を交わした。
 予定の地域のポストインが終わり帰る途中、その「おじさん」があたりをウロウロしている。
○おじさん:「ここに黒のザックをおいて、ちょっと小便にいって帰ったら、ザックがなくなってしまった。弁当と財布が入っていて俺の全財産だよ。」
○僕:「さっき通った時には、ここに掛けてあったよ。」
○おじさん:「そうだろう。こんなこと初めてだ。参ったなあ〜。子どもの悪戯でその辺に捨ててあると思うんだ。」
 おじさんのその言葉をたよりに、おじさんと近くの駐車場や、住宅の間や塀の裏を覗きながら、しばらく、黒いザック探しをした。
 10分くらい2人で辺りをウロウロ。そしたら何とちょっと離れた駐車場の隅にあるではないか。しかし、チャックは開いている。もしや・・・。
 中身を調べるおじさんから「弁当も財布もある」と、おじさんの顔がほころぶ。
 良かった、本当に良かった。