モンゴル人、ヤマギシの村で「ボーズ」を作る

30日・火曜日。来日中のモンゴル人会員のムンク君とサイハン君、日本在住のモンゴル人会員のビャン君は、埼玉県深谷市にあるヤマギシの村・岡部実顕地を訪問。

  ビャン君はここ岡部実顕地の社員として在籍しているが、今は病気治療のために休業中。ムンク君は昨年の11月来日したときに約1ヶ月ヤマギシの生活をここ岡部実顕地で実習体験した。そんなことで、今回はモンゴルの代表的な料理「ボーズ」を3人で作って、ヤマギシの村人にご馳走しようとなった。

「ボーズ」は水でこねた小麦粉の皮にひき肉を餡として包み、蒸して調理するモンゴル料理である。モンゴルでは羊肉を使うが今回は豚肉で作る。約70人の村人全員に食べてほしいと約300個作った。

 夕食は、彼ら3人が作ったモンゴル料理「ボーズ」と、岡部実顕地と榛名実顕地で飼育した豚肉の鉄板焼きだ。モンゴル人は野菜をあまり食べる習慣がない。彼らと同行していると、どうしても肉中心の食事が多い。

 夜は、村人たちと研鑽会。モンゴルの話を聞くと驚くことばかり。日本人にとってモンゴルはまだまだ未知の国だ。研鑽会の後、ちょっとビールを飲みながら交流。彼ら3人からモンゴル人なら誰でも知っているという母を想う気持を表したモンゴルの歌が披露された。モンゴルの歌の旋律は何となく日本の歌に似ているところがある。モンゴル人は日本の演歌が好きだというのもうなずける。