「レールバイク」という乗り物で「八ッ場ダム」へ

 先日、群馬県ヤマギシの村・榛名実顕地に行った時に、「レールバイク・アガッタン」という面白い乗り物に乗って八ッ場ダムに行った。

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 「アガッタン」という愛称は、「あがつま」+「ガッタン」を掛け合わせた造語。八ッ場ダム建設によりJR吾妻線の一部が路線変更替えして、廃線となった線路を利用した自転車型トロッコなのだ。
 「レールの継ぎ目から伝わってくる振動、ガッタンゴットンという音と心地よい風を直に感じて、まさに列車の運転士になったような爽快な気分を味わうことができる」というのがパンフレットには記されている。

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 先ず、八ッ場ダム下流「雁が沢」というところで受付。
 パンフレットと乗車注意書きをもらって、ヘルメットを受け取り、「雁の沢駅」へ。

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 これが「レールバイク」だ。線路の両側に電動自転車が取り付けてある1組2人乗りだ。

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 乗車して、操作方法を教えてもらって出発。

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 線路の上をペダルを踏みながら、時速7Km程度で走るのだ。

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 線路の継ぎ目にくると確かに「ガッタン」と振動。その振動が直に身体に伝わり心地いいというか気持ちいい。

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 沿線の風景を眺めながら、快適な走行だ。

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 トンネルもある。

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 走行すること2.6Kmで、八ッ場ダムが見えてきた。

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 終点「吾妻峡八ッ場駅」

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 ダムを下から眺めて、入れベーターでダムの上にあがると、湖面と紅葉の山々が迎えてくれた。

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 紅葉が素晴らしかった。

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 帰りは「雁の沢駅」まで、吾妻峡の遊歩道を散策しながら下る。

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 牧水の歌の看板もある。

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 「白絹の滝」という細い滝があった。

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 さすが、国指定名勝「吾妻峡」だ。
 吾妻渓谷の両岸に生い茂るカエデやクヌギの紅葉が素晴らしかった。
 八ッ場ダムの当初の建設計画は、現在の八ッ場ダムより下流だったらしいが、反対運動で吾妻峡の3分の2が残ったという。