日曜日は小中学校の「古希」同級会

 日曜日、福島県の田舎の温泉ホテルで、小中学校の同窓会があった。
 半年ほど前に、「古希を祝って、集まれる人で集まろう」と田舎の友人からハガキが届いていた。
 参加するかどうか迷っていたが、電話も2度ほどもらったので参加を決めた。
 場所は南会津の野地温泉。
 集まったのは、25名だった。
 農業が主体の田舎で育った僕たちは、小学校も中学校もほぼ同じメンバーだ。
 団塊真っ只中の僕たちは、2クラスあって67名だった。
 幹事の報告によると、亡くなったり、音信不通の同級生を除いた、48名に連絡をとっての25名の参加とのこと。
 中学3年生で、それぞれの進路に進んだ僕たちだから、約56年振りの再会の人もいた。
 お互い、思い出すまでに数分かかって、元気な再会を喜んだ。
 乳白色の硫黄分たっぷりのお湯に浸かって、宴会では「こんなこともあったな、あんないこともあったな」と昔話に花を咲かせて、またの再会を約束しながらの同級会だった。

 
◇南会津地方は紅葉真っ只中
 日曜日の朝9時、東京で電気工事会社を経営している友人の車に同乗して南会津に向かった。
 会津磐梯に近づくと、山々の木々が色付いていて、快適なドライブだった。
     
     
     

 途中で、最近観光名所になって訪れる人が多いという「大内宿」による。
 ここは、江戸時代における会津西街道の宿場の一つ。茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ集落なのだ。
     
     
     
     
     

 磐梯山を眺めながら、野地温泉に向かう。
     

 夕方5時少し前に、会場の野地温泉ホテル。
     
 ここは、「雲上の宿」と言われるように、標高1200mのところにある。
 朝起きて、外を眺めたら、遠く福島市盆地の上に雲がたなびき、雲海が見えた。
     

 帰りは、「折角、ここまで来たのだから・・」とドライバーの友人が、裏磐梯五色沼を回ってくれて、会津の紅葉を満喫しながら、東京に戻ってきた。