今日は30日、明日から10月だ

御嶽山の噴火
 土曜日に大田原農場に向かう車を運転していたら、助手席のヤマダさんが携帯を見ながら「御岳山が噴火だって…」と言ったときには、それほど気にも留めなかったが、時が経ってニュースなどを見て、改めて驚く。
             
 3・11の東日本太平洋沖地震の時もそうだが、自然って「わからない」とつくづく思ってしまう。
 だれも予測してなくて、いつも「想定外」の出来事。いつ災難に遭うかわからない。
 そういえば、湘南供給所のシカタ君は去年の夏に御嶽山に登った頂上での写真を、Facebookにアップしていたと思い出しながら、新聞を読んでいる。


土井たか子さん逝去
 この記事を読んで「もう土井さんも85歳だったんだ」というのが第一印象。
                
 かなり以前、オクダさんという人に連れられて議員会館を訪ねて、土井さんに会ったことがある。
 当時、ヤマギシズム学園生が演じていた『農が好きだ』というミュージカルの話をしたら、いろいろ聞いてくれて、約束の15分面会が20分を過ぎてしまった。
 残念ながら、多忙な土井さんは東京公演には来てもらえなかったが「農が好きだというのが、いいねぇ〜」と言ってくれたのを覚えている。


◇『村上海賊の娘・下巻』
            
 下巻を読み終わって、本屋大賞を受賞したことに納得。
 下巻の180ページあたりから、木津川合戦の迫力ある海賊同士の海戦シーン。
 先日、上巻をやっと読み終わったと書いた僕のブログに、本を貸してくれたプリティーアトムさんがコメントで「和田竜の小説ってホントかよ!って、思わず突っ込みたくなりますね。膨大な歴史資料をこんなふうに妄想膨らませて読めるのって、ある意味すごい人ですね」と書いてくれた通り、下巻は信じられない、人間技とは思えないほどの活劇の連続なのだ。
 確かに、巻末に載っている歴史資料の参考文献の数の多さに驚くし、文中に「何々にはこう書いてある」と記述しながら物語を展開させ、歴史小説にしているのが凄い。
 まあ、小説だからと許されるが、ほんと「ホントかよ!」って思いながらも、下巻後半は一気に読ませてくれた。