毎年秋に、日比谷公園を会場にして『土と平和の祭典』というイベントが開催されている。
これは、故・藤本敏夫さんの遺言で農水大臣への建白書精神（農家のエコファーマー化や農的生活の推進など）を引き継ぎ、国民皆農運動などを目的とした企画で、藤本さんの妻で歌手の加藤登紀子さんや、藤本さんと親交が深かった人が呼びかけ、実行委員長には藤本さんと登紀子さんの次女で歌手の加藤八恵さんがなっている企画だ。
このイベントに、ヤマギシでは一昨年と昨年の２回参加させてもらっている。
昨年は、大雨の中、ヤマギシの農産物の物品販売と、焼鳥やパンなどの飲食販売のお店を出した。
今年は、１０月１９日（日）に開催が決まっている。
その準備相談会が、新宿の東京オペラシティビルの「らでぃっしゅぼーや」会議室であったので、シカタ君と出席した。
加藤登紀子さんも出席。
今年の祭典のコンセプトをどこにおくか、どんなトーク企画を入れるかなどなど、意見を出し合う。
準備相談会が終わったあとは、夕食懇談交流会。
加藤登紀子さんは「２、３日前から花粉症がひどくてね。」と、好きなお酒も飲まずに、白湯と紅茶で最後まで付き合ってくれた。
この『土と平和の祭典』のイベント。
ここには「らでぃっしゅぼーや」「パルシステム」「大地を守る会」「ヤマギシ」などなど、一見、ライバルのような団体が、こうして一緒になって、名刺交換しながら和気あいあいと懇談交流するのが面白いと誰かが言っていた。
ほんとうにそう思う。ともに栄えながらの関係だ。楽しいひとときだった。
