大田原農場で『ふるさとFarmづくり・農業体験』

 関東のヤマギシ会男性会員有志が、月一回、栃木県の大田原農場を舞台に開催している『ふるさとFarmづくり・農業体験』の10月度の集まりを土曜・日曜日にやった。


◇土曜日
 今回は3日連休ということで、高速道路の渋滞予想から車はやめて電車で出かける。
 幹事役の埼玉県のイズミダさんに西那須野駅まで迎えに来てもらって、途中でラーメンを食べ、大田原農場に12時に到着する。
 10月というのに大田原農は残暑厳しい、そんな陽気。
      
 今回、集まったのは11名。
 大田原農場の住人・トミタさんに受け入れてもらって、今回も先月に引き続いて、来月からメガソーラ―用地に転用される敷地内にあるブドウの樹、シャクヤクの苗木の移植と、サツマイモの収穫をやった。
 先月集まった時に移設したビニールハウスは、トミタさんがビニールを張って完成させてくれていた。
      
 先ずは、ブドウの樹の移植。
            
 移植したブドウの樹の横に、古いパイプを使って棚を造作。
            
 10月も中旬になると夕暮れが早い。
 やっと移植とパイプ棚造作が終わったのが5時過ぎ。
 作業を終わって、みんなで近くの温泉に出かけて疲れを癒す。
 温泉から戻って、夕食準備。
 今回は、福島県いわき市からサカガミさん夫妻が、大量の秋刀魚を持参して参加してくれて、秋刀魚料理のフルコースだ。
 男たちは、玄関先で秋刀魚の炭火焼き。
            
 残り火で農場で収穫した野菜も焼く。
            
 食卓に並んだのは、サカガミ夫人が腕を振るってくれた秋刀魚料理フルコース。
 秋刀魚の刺身、たたき、フライ、その他、名前を忘れたがいわきの郷土料理、秋刀魚づくしが並ぶ。
            
            
 新鮮な秋刀魚。ほんとうに、美味しかった。
 みんな、みんな、サカガミさんに感謝。


◇日曜日
 朝6時半過ぎに起床。今日もいい天気。昨日とは変わって空気に秋の冷たさを感じる。
       
 7時過ぎから、メガソーラーの敷地内にある畑のサツマイモ収穫。
            
 その後は、これから必要になるストーブの薪づくり。薪の材料・廃材の釘抜きをする。
 ここが、大田原農場の牛舎や鶏舎を取り壊したあとのメガソーラ―の用地だ。
       
 用地内のコスモスが、ちょっと寂しげに秋風に揺らいでいた。
 コスモスの向こうには、以前、ヤマギシズム学園大田原初等部の子供たちが遊んだ鉄棒が・・・。
       
 10時半に作業を終って、食事をして、宿泊部屋やトイレの掃除をして、整理研鑽会をして12時に解散。
 今回の大田原農場からのお土産は〝アケビと柿〟。