相馬野馬追の展示に出会う

 帰宅時に新宿駅のイベント広場を通りかかったら、福島県の相馬野馬追のビデオ放映と写真展が行われていた。
 相馬と言えば、我が故郷の福島県の北部だ。
 震災で被害があったのに、相馬野馬追は続けられているんだ、と足を止めて、写真展示を見たら、津波被災の写真も数点展示してあった。
 係の青年に、復興状況を聞いたら
 「だいぶ復興も進んではいるけど、港は壊滅でまだまだですね。放射能の影響もあるしねぇ・・・」と言っていた。
 今年も7月末には、相馬野馬追の行事が行われるという。そのPR展示だ。
 震災があった年でも、規模を小さくして相馬野馬追の神事と祭り行事はやったのだと、青年は言っていた。
          
               
      
 ちなみに、相馬野馬追の行事は、相馬3社(中村神社、太田神社、小高神社)の合同例祭に合わせて行われる行事なのだ。東日本震災時の原発事故で、その小高神社は立ち入り禁止の警戒区域に、太田神社は福島第一原発から半径20〜30Km圏内の緊急時避難準備区域になった。