モンゴルから留学生が来日

 昨日、モンゴルから多摩実顕地の近くにある桜美林大学に留学する青年が来日してきた。
 彼は高校を卒業したばかりの、まだ17歳の青年。8月14日から開催したモンゴル第3回特講を受講しての来日だ。
 身長は176cmで体重は83kg。バスケットでジュニア代表の選手だったと言っていた。体は大きいが、まだまだ日本での一人暮らしは不安のようだ。お母さんと叔母さんが一緒に来日。
        

 多摩実顕地のアパート「すみれ荘」に住んで、日本に慣れるまでは多摩実顕地で食事をすることになっている。遠いモンゴルから来た青年だ。それもまだ17歳。実顕地が「我が家」になればと思う。
 そんなことで、昨夜、多摩実顕地の「仲良し研鑽会」の冒頭に、彼をみんなに紹介。
 彼は日本語をモンゴルでも勉強していたらしく、名前と年齢と、そして「よろしくお願いします」と、日本語で自信なさそうに小さな声で自己紹介。

 今日は朝から、彼が住むアパートにいって生活準備。
 モンゴルから留学生が来ると言ったら、湘南の会員・シズコさんは長男が一人暮らしの時に使っていた洗濯機や羽毛布団、食器などを提供してくれた。それを湘南供給所のシカタ君が運んでくれたし、先週の日曜日の朝は、横浜の会員・ヒロコさんが電子レンジと勉強机と椅子を提供してくれるというので、オカザキさんとイナダ君と僕と3人で引き取りに行って、実顕地にあまっていた小型冷蔵庫と一緒に部屋に運んでおいた。
 今日は、彼が特講を受けたモンゴル特講の係・カワハラさんも一緒に準備をしてくれたし、イヌカイさんやトモコさんをはじめ、多摩実顕地のみんなが、何かとお世話をしてくれている。
 モンゴル人の名前は日本人には発音しにくいし覚えにくい。僕らは彼を「ダワー君」と呼ぶことにした。
 彼が、日本の大学でしっかり日本語を身につけて、将来はモンゴル特講の通訳をできるように育ってくれたらと、僕は期待している。
 写真は、ダワー君がこれから通う多摩実顕地から歩いても20分程度のところにある桜美林大学だ。