関東のお父さん会員有志で「大田原震災ガレキ」撤去

 14日〜15日、関東のお父さん会員と一緒に、3月の地震で被害を受けた栃木県の大田原農場に行ってきた。
 ここ5年ほど、関東のお父さん会員たちは大田原農場を農業体験の場に「ふるさとファームづくり」と称した企画をやっている。月に1回程度、10名前後が集まって、受け入れのトミタさんの指導のもとに、蕎麦づくりや季節の野菜栽培など農作業をして楽しんでいる。
 その大田原農場、3月11日の地震では震度6強。お父さん会員たちが使わせてもらっていた宿舎は、屋根瓦が落ち、玄関屋根が倒壊し、室内もかなり被害を受けた。その後の余震もあり、気にはなっていたが今まで手づかずでそのままになっていた。
 今回集まったのはお父さん会員5名と僕。
14日午後1時に集合し、トミタさんの描きを聞かせてもらってガレキ撤去作業開始。
 まず、倒壊した玄関屋根の撤去。

 夕方、室内の倒れたり散乱している物品の整理と、屋根の落ちてしまった棟瓦の代わりに雨漏り防止にシート被せなどをした。

 15日朝、6時頃には全員起床。6時半から宿舎周りの瓦ガレキ撤去と旧厨房室の整理。

 東京のヒサナガさんは愛犬「なな」と参加。僕たちがガレキ撤去している周りを走り回って、疲れた僕らに奮起の声援。

 「なな」は3歳雌犬で人間なら二十歳を過ぎたばかりの娘さん。ヒサナガさんは「言葉が通じないなな(犬)のほうが意思疎通ができて、よくしゃべる女房よりコミュニケーションがとれるのですよ」と真面目な顔で語る。


 2月の集まりの時、ビニールハウスを作った。その中にはトミタさんがホウレンソウと小松菜を育ててくれていた。

 トミタさんは、廃材などで「炭焼き」もしている。