4月27日〜5月7日の期間で、新橋の「工芸むら田」で、佐治光太郎さんの陶芸個展が開催されていると聞き、暫くぶりに佐治さんに会いたいと思って出かけてみた。
佐治さんは、毎年1回ここで個展を開催している。
「発表の機会をつくってもらえるだけでもありがたいねぇ。ここで個展をやらせてもらって、今回で6回。僕ももう64歳だよ。こんな機会があるから、気力も出るんだよ」と佐治さんは静かに話す。
今回は、志野焼(しのやき)の展示。
志野焼は、美濃焼の一種で、美濃(岐阜県)で安土桃山時代から焼かれている白釉(はくゆう)を使った焼物。
「暫くぶりで志野焼をやって、自分としては、まだまだ納得いかない焼きなのだけど・・」と。