14日月曜日・計画停電に伴う交通マヒ、案内所に出勤できず

 新宿に向かう小田急線は「計画停電」ために終日運休。どうするかと思案しながら起床。
 朝、6時20分から始まる計画停電が回避されたと聞いて、もしかして小田急線も運行再開になるのではとの期待と、ちがう方法で案内所まで行くこともできるかも知れないと期待して、町田駅まで行ってみた。
 町田駅は、小田急線のシャッターは閉じたまま。係員が客からの度々の問いかけに苦渋の表情で終日運休を告げている。今後の見通しを聞いても「私達にも分からないのです」と。
 横浜線も終日運休。長津田駅までバスで行けば間引き運転の田園都市線に乗る方法もあるとバス停に行ってみたら超長蛇の列。最後列の男性は「バスなんか来ませんよ。道路が渋滞だもの。無駄だと思って並んでいるのですがね」と。もちろん、タクシー乗り場の列には100人以上の人が並んでいる。
 案内所に出勤することを諦めて、バスに乗って多摩実顕地に戻った。
 途中、ガソリンスタンドに入る車の列で道路も渋滞。コンビニに寄ったが電池はすでに売れ切れだった。
 今日は「地震で乱れていた部屋の掃除だ」と決める。
 多摩実顕地の我が部屋の地震の被害は、テレビが倒れて、それほど高くない本棚も倒れた。それらを片付けせずに三重に出かけたので、部屋の荷物を全部出して掃除を始めた。絨毯をあげてみたら水が染みていた。花瓶が倒れたときのものだ。風を入れ乾かしながらテレビのセットや本棚の整理をする。ついでにたまった雑物を捨てる。
 ハシグチさんやフジコさんから、「被災地の人達に、今、私たちは何ができるのだろう」と電話をもらう。ほんとうに「何ができるのだろう」・・・。
 テレビの映像は次々と甚大な被害を報じている。さらに原発までめちゃくちゃになってきた。