2017-07-03から1日間の記事一覧

荻原浩著・文庫『 二千七百の夏と冬 』(上)(下)を読む

この物語は、縄文から弥生へ移行する2700年前の時代の物語だ。 2700年前の時代を舞台にして、当時の情景が目に浮かぶような描写と、縄文人の自然との関わり、そこから得て生活する智恵の数々などを、些細にわたり描いているあたりは、著者のイマジネ…