今週も、もう金曜日が終わろうとしている。
時の経つのが速い。
週の間2日間を三重県のヤマギシの村に出張したからか、今週はあっという間の一週間だった。
◇金曜日なので、案内所では定例の研鑽会
今日の研鑽項目は、11月に開催予定している那須特講だったので、三重県のヤマギシの村から5名と、栃木県のヤマギシの村・那須実顕地から2名が加わって約20名の研鑽会。
明日と明後日は、那須特講開催の現地・那須実顕地に行って、引き続き研鑽会をする。
台風18号の進路状況が、少々心配。
◇夜、テレビドラマ 『 琥珀 』 を観る
浅田次郎ドラマスペシャルということで、このドラマを観る。
実に見応えのあるドラマだった。
西田敏行が演じる定年を目前に控えた刑事。
「琥珀」という喫茶店の店主で25年前の未解決事件の犯人を演じる寺尾聰。
「琥珀」の常連客で、港の漁協で働く人妻を演じる鈴木京香。
それぞれが、それぞれに抱える人生を、味のある演技で醸し出していた。
原作を読みたくなるドラマの出来だった。
◇笹本稜平の 『 分水嶺 』 を読み始める
僕は、笹本稜平の本は、山岳小説を中心に読んで、そのたびに感動している。
最初に読んだのが『春を背負って』で、その後、次々と『還るべき場所』『未踏峰』『南極風』『その峰の彼方』などを読んだ。
昨日から読み始めた『分水嶺』は、昨年知って、文庫になるのを待っていた。
先週の新聞書籍広告で文庫になったのを知った。
まだ4分の1程度しか読んでいないが、物語の展開に引き込まれだしている。
ネット検索の【内容情報】を引用すると
「急逝した父の遺志を継ぎ、山岳写真家として生きることを誓う風間健介。父の愛した厳冬の大雪山で撮影中、絶滅したはずのオオカミに命を救われたという田沢保と出会う。風間は、田沢が亡き父と交流のあったこと、殺人罪で服役していたことを知るが、極寒の中、田沢と共にオオカミを探すにつれ、彼の人間性に惹かれていく。やがて、二人の真摯な魂が奇跡を呼ぶー。」(「BOOK」データベースより)