『文藝春秋』8月号を買う

 今日は、空に雲ひとつない、強い陽射しの猛暑日だった。
 朝、ファーム町田店の開店準備作業を手伝って、案内所に出勤した8時過ぎには、もう気温が急上昇。
 昼過ぎに、郵便局まで5〜6分歩いたら、強い陽射しが肌に焼け付くようだった。
 しかし、6時過ぎに自宅に戻ったころから、昼の暑さは嘘のような涼しい風が吹いて、気持ちよかった。


◇雑誌『文藝春秋』8月号で興味を持って読んだ記事
 今朝、新聞に今日発売の『文藝春秋』の広告が載っていた。
 「認知症の常識が変わった」と題した、柳田邦男さんが認知症関係の専門家をインタビューした記事などが特集されているのが目にとまった。
 この記事掲載を妻が知ったら「買ってきてよ!」と言われるに決まっていると思って、帰宅の電車に乗る前に書店に寄る。
          
 妻に渡す前に、帰宅の電車の中で、興味のある記事をザッと読んだ。


◇まず読んだ認知症の常識が変わった」は、3人の専門家のインタビューなど。
          

 1つ目のアルツハイマー病は確実に治せる」理研脳科学総合研究センターの西道氏が、認知症の中で最も患者数が多いアルツハイマー病を、団塊世代が75歳以上になる2025年までには予防と効果的な治療の実現を目指しての研究過程を述べていた。その目処がついている内容だった。
 2つ目の「本当に効く予防食品はこれだ」では、金沢大学大学院教授の山田氏が、緑茶に含まれるポリフェノールに注目し、研究をしている内容。緑茶が好きな僕は興味津々で読んだ。
 3つ目の「本人も家族も幸せになる介護」は、認知症の人と家族の会をつくった高見氏のインタビュー記事。高見氏については、名前は妻からも聞いていたし、記事中の内容も、現在、妻たちが町田市内で推進している「家族の会」や「本人会議」の取り組みで、時々聞く内容だった。
 また、関連記事の中の「自身の体験を語り始めた当事者たち」に出てくる事例にも、妻から聞いたことがある人物や内容が含まれていた。


◇次に興味を持って読んだのが「安倍首相が自民党を劣化させた」と題する村上誠一郎衆議院議員の記事。
          
 村上議員は冒頭で、僭越ながら我こそは「ミスター自民党」であると宣言して、安倍内閣の問題点や政策、政治運営に異を唱えている。
 最後に「私は、戦国時代に瀬戸内海を支配していた村上水軍の末裔と言われています。村上水軍は、強大な織田信長の軍勢にも臆すことなく立ち向かい、歴史にその名を刻みました。私も、自民党の〝ひとり良識派〟として、自らの信じる政策を、今後も国民に訴えかけていく所存です。」と結んでいるだけあって、なかなか読み応えある内容だった。
 僕は前々から、自民党にもこんな政治家がいるのだと、村上議員をちょっとだけ気に留めていた。


◇その他にも「読売の前川報道」についての記事や、「藤井聡太の弱点が見えない」と題した羽生善治インタビュー記事に、僕は興味を持って読んだ。