今日は新聞を見てのおしゃべり

 九州では梅雨前線に伴う記録的大雨の被害が出ているが、今日の東京の天気は真夏日
 特に午後からは、高田馬場は強い陽射しと、空は夏雲だった。
         

 今日は木曜日でファーム町田店の朝の開店準備作業がなく、ゆっくりと新聞を見ることができた。
 そんなことで、今日は新聞記事のおしゃべりをしたい。


朝日新聞15面「オピニオン&フォーラム」
 歴史学者本郷和人さんが「自民大敗の底流」と題して、いまの政治状況を論評していた。
         
 「今回の都議選での自民党の惨敗を見て、〝おごれる平氏は久しからず〟ということで平家政権の崩壊を思い起こす人がいるかもしれまでんが」と前置きして、「中世政治を研究する者としては、むしろ鎌倉幕府の崩壊の過程に近いのではないか」と言っている。
 鎌倉幕府は、幕府と主従関係を結んだ御家人(一部の超エリート層)の利益を最優先し、彼らをまとめておけば安泰と考えて、権力と権益を一手に独占した北条一族のおごりが、「友人や思想が近い人を優先した疑いが持たれた加計学園森友学園の問題をほうふつとさせます。」と書いて、鎌倉時代の政権末期の流れと、現在の政治的動きを比較していた。
 本郷和人さんの著書を僕はまだ読んだことがない。機会あったら読んでみよう。


朝日新聞26面「文化・文芸」
 今日は7月6日ということでの企画なのか、「『サラダ記念日』愛されて30年」のタイトルで、歌人俵万智さんを取り上げていた。
         
 彼女の歌で誰もが知っている超代表作

   「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 

 30年を記念して、初版とほぼ同じ装丁で新装版『サラダ記念日』が刊行されたことと、6月に出た『文芸別冊 俵万智』の表紙が、彼女の当時の髪型で同じポースの写真を載せていることを紹介し、同世代歌人穂村弘さんの俵万智評と、最近の彼女自身の子育てをしながらの歌を詠む心境を載せていた。
 今度、書店に寄ったら『文芸別冊』を見てみようと思う。

 
◇ついでにスポーツ新聞を見たら
 僕が応援している「横浜DeNAベイスターズ」が「阪神タイガース」に昨夜勝った記事が1面を飾っていた。
         
 頑張れベイスターズと、気持ちよく、暫くぶりでスポーツ新聞を読む。
 しかし、今夜のタイガーズとの試合は、先ほど残念ながら負けてしまった。
 まあ、苦手としているタイガーズと1勝1敗なら、いいとしよう。