三重のヤマギシの村・豊里実顕地に滞在中

 8日(水)〜9日(木)は、毎月定例の研鑽会で三重のヤマギシの村・豊里実顕地に出張だ。

◇8日、朝8時に我が家・多摩実顕地を車で出発。
 今回は、岡部実顕地の子ども楽園村に参加した奈良在住のシホちゃん親子や、町田に住んで大学に通っているミナエちゃんが三重のヤマギシの村・美里実顕地の両親のところに里帰りするので同乗し、8人乗りエスティマ車が満席。
 東名高速に入るまでは渋滞だったが、その後は順調、豊里実顕地に2時半過ぎに到着。
 朝、出発する時の東京は曇りで少し涼しく感じたが、豊里実顕地は夏真っ盛り。
 雲一つない青空。
      

 ロビーの文化展コーナーには、小さな子供たちが描いた絵が展示してあった。
      


◇9日、朝から油セミの声が凄い。
 発生源はメイン通路の桜の樹の様だ。近づいてみると樹肌の色にとけ込んでいるセミが確認できた。それも凄い数だ。
      
      


◇初物のぶどう
 デザートに出された「ヤマギシビアンコ」という豊里実顕地の果樹園で収穫された〝ぶどう〟だ。
          
 このぶどうは、ヤマギシでぶどう作りの名人と言われていた栃木県のヤマギシの村・那須実顕地のトクシゲ翁が生前に品種改良して作ったもので、トクシゲ翁が亡くなられた後に豊里実顕地に移植したものだと言う。
 もちろん、今年の初物だ。数年前に亡くなられた翁に思いをはせて、自然の恵みに感謝しつついただく。
 そう言えば、子供の頃に母は初物をいただく度に「初物を食べると寿命が75日延びる」ということを教えてくれた。
 毎年毎年、自然からの恵みとして、いろいろな作物の初物をいただき、75日ずつ命をのばしていくと言うことだろう。母から教えられた「初物75日」が、ぶどうをいただきながら妙に納得。


◇研鑽会の合間に、「むらネット」を見たり、こうしてブログを書いたりしている。
 今日は研鑽会が終わるのが夜の7時半だ。
 それから東京に向けて帰途に就く。