9月8日のおしゃべり

◇今日は中秋の名月
 今年の「中秋の名月」は、今日なのだそうだ。
 残念ながら、今日の東京は曇り、夜には小雨模様。
 中秋の名月を眺めることはできない。
 しかし、我が家・多摩実顕地のロビー前の文化展示コーナーには、写真のような「お月様」と、見事なススキが飾られた。
        


◇中国からの来客
 朝9時に来客予定があって、今朝は多摩実顕地をいつもより1時間早く案内所に・・。
 今日の来客は、中国の女性でセラピストであり演劇者だ。
 昨年、ヤマギシについての問い合わせと、参観希望がメールで届き、その後のやりとりを豊里実顕地のコンドウさんがしていてくれた。
 彼女は雲南省の人で、共同体で農業をやりたいという友人がいたり、実際、周りで試みているけれど、中国の中ではなかなか困難で、それでネットで知ったヤマギシに問い合わせしてくれた人だ。
 今回の彼女は、アジア数ヵ国の人達と「アジア・ミーツ・アジア」と題したアジアの現代演劇交流の公演での来日だ。
 その公演場所が、高田馬場駅近くのプロト・シアターという小さな劇場なのだ。
 それをコンドウさんにメールで知らせてくれて、コンドウさんも上京の予定があったので、それでは案内所で会おうとなった。
             
 中国では、数家族とか数人で、農業をやろうと思っても土地をまとめて国から借りることができなかったり、土地契約も1年ごとに必要だったり、周りの人に理解してもらえなかったり、非常に困難が伴うらしい。
 また、都市住民と農村民との格差が大きく、多くの農民は両親がばらばらに出稼ぎに行って、子供と老人だけが農村に残っているなど、農村の様子も話してくれた。
 そんな事を話す中に、中国が抱えている農村問題に、セラピストとしての彼女にできることはないだろうかと探している心情を感じた。
 今回は日本での公演が終わったら、続いて韓国での公演があって、時間がないので来年に来日したときには、必ず時間をとって参観したいと言って帰って行った。


◇北海道から秋刀魚
 北海道のマツミさんから、今年も「新鮮・秋刀魚」が届く。
 今日の案内所は、毎週定例の研鑽会があって、みんなが寄っている月曜日。
 みんな「新鮮・秋刀魚」に託された「北海道からの秋の便り」に大喜び。
              
              
           マツミさん、ありがとう。