6月第2月曜日のPhotoおしゃべり

 関東地方は梅雨に入っているが、今日は朝から晴れ。
 風も爽やか、初夏のような、気持ち良い一日だった。
 この時期、花がきれいだ
 なんと言っても6月は、僕の好きな「紫陽花」

               

 小さなきれいな花が集まって咲き誇っているのが紫陽花。
 僕が社会人になったばかりの昔、お世話になった寮母だった歌人のしのぶおばさんは、こんな歌を詠って色紙にしたのを、僕の結婚記念にいただいた。

               

  はなやかに見えてあじさい手にとればひとつひとつの花の寂しさ 志のぶ

 

 紫陽花と同じように、今、咲き誇っているのがマツバギク

               

 この「マツバギク」の花言葉は「怠惰」「怠け者」。
 どうして? と思って調べたら、日中の晴れたときにだけ花を咲かせ、夜はもちろん雨や曇りの日でも花を閉じてしまう性質にだから・・・とのこと。

 

◇ファーム町田店に「新茶」と「スイカ」が並ぶ
 千葉県のヤマギシの村・成田実顕地から、今年初物の「スイカが届いた。

               

 5月中旬から並んでいる三重県ヤマギシの村・美里実顕地の「新茶」も、季節を感じさせる我々の自慢の農産物だ。

               

 

◇NHKの「プラタモリ」で町田が
 土曜日の「プラタモリ」は、「町田 〜なぜ東京・町田は“神奈川県町田市”と間違えられるのか?〜」だった。
 その時間、研鑽会があったのでビデオに撮っておいて観た。

               

 JR町田駅の登りエスカレーターは神奈川県で、下りエスカレーターは東京都。
 こんな映像から始まって、東京都町田市なのにほとんどのバスは「神奈川中央バス」が市内を走っている。東名高速の出口だって「横浜・町田」となっている。
 こんな限りなく神奈川県に勘違いされる原因は何か? と、その究明が面白かった。
 武藏国(東京都)と相模国(神奈川県)の両方の国分寺の瓦の供給地が町田だったことや、豊臣秀吉の「太閤検地」で、この地域に流れる川を「境川」として県境として分断されたが、蛇行が多かった川だったために、その後、河川工事で直線になったにもかかわらず、蛇行当時の区画がそのままで、東京都と神奈川県の境が入り乱れ状態に残ったことなど・・・。
 最後は、明治時代に神奈川県から東京都に移管されたのは、町田地元の自由民権運動の指導者の民意を代表する意見と、当時の政府から派遣されていた神奈川県知事が対立、犬猿の仲だったことが大きな原因。そんな裏があって、東京都の玉川上水を主とした水資源確保で北多摩と西多摩地区が東京都に移管されるときに、ついでに水資源とは関係ない南多摩地域も一緒に、表向きは三多摩地域一括と町田地区も含めて東京都に移管されたという。
 この事情は、僕が時々訪れる「自由民権資料館」の学芸員の方(今回のタモリの案内役)から、以前に聞いたことがある内容だった。