富士山麓にある「船津胎内樹型洞窟」に入る

 今日の木曜日、ファーム町田店が休業日だったので、シカタ君と2人で甲府市勝沼町の会員宅を訪問した。
 そこの会員は、古民家を活用して一般財団法人「ぶどうの郷創生機構」という地域活性化の活動をしている人だ。ぜひ、古民家を何かの企画に使ってほしいというのでその下見に訪ねた。

    

    

 毎週木曜日には、地域の不登校や引きこもりの問題を考える人達が集まって、勉強会や講演会などをしているし、夏には30人ほどの学生などが合宿に利用しているらしい。
 ブドウ畑に囲まれた古民家で、何かに活かせないかと見学をさせてもらった。

 

◇帰りに、富士河口湖町にある「河口湖フィールドセンター」の「船津胎内樹型洞窟」という珍しい洞窟があるというので寄ってみた。

    

    

 平安時代に富士山から流れ出た溶岩流で出来たという溶岩樹型の洞窟なのだ。
 溶岩流が大木を取り囲んで固まり、その樹の形が残って洞窟となっていて、母の胎内を想起させる洞窟。

    

    

    

    

    

 この案内板をみて、胎内神社の入り口から洞窟に入る。

    

    

    

 いよいよ、ヘルメットを着用して、洞窟内部へ。

    

 中には四つんばいになって、やっと通れる狭い洞窟。
 洞窟内には胎内の神々が祀ってある。
 ヘルメットなしでは頭に大怪我をするほどの天井の低さだ。

    

    

    

    

    

    

    

 神社の左横の出口にやっと出て一息。

    

 約20分ほどの洞窟探索だったが、この狭さといい、周りの岩肌といい、不思議な感覚の体験だった。

    

 江戸時代から胎内巡りの洞窟として知られ、多くの富士講信者たちが訪れ、心身を清めたという。2013年には世界文化遺産に登録されている。

 貴重な体験の洞窟探索だった。

 

◇昼食に、せっかく信州に来たのだから、桔梗庵原治郎というお店で「とほうとう鍋」を食べる。

    

 カボチャのたっぷりは入った「ほうとう」だった。
 何と、このお店では、使った可愛い箸置きをプレゼントしてくれた。
 今月はチューリップの形。

    

 季節によって、いろいろな形の箸置きになるらしい。地域の障害者施設で作られているという。